宝塚-宙組 / A/L-怪盗ルパンの青春-

素人の観劇日記宝塚, 宙組

(2007/3/17に掲載したものをサルベージ)

宙組のトップお披露目公演「A/L 怪盗ルパンの青春」を見てきました。

事前に仕入れていたあらすじから、ルパンの怪盗としての初仕事、でも描かれると思っていたんですが、なんか全然違う仕上がりでした。
全体的なノリが「これ何の戦隊モノですか?」という感じで非常にノリが良く、そして、何より楽しかったっ!と思えた舞台。上手いとかそういうのは問題じゃなくて、純粋に楽しめたのです。
大和さんは噂通りビジュアル系王子でした(いつもそこまで見ている余裕がなかったので、始めてじっくり見た)。ああ、かっこよければ何をやっても許される(違)。

変なネタバレしている感想はいつも通り続きに。


まず、本編が始まる前にホームズさんと助手のワトソン君の掛け合いがあって……、な、なんと客席まで降りてこられましたよ。そして、そしてホームズ@北翔さんが私の座っていたところのすぐそこでなんかたくさん喋っておられましたよっ!(通路側に座っていたのでもう夢見心地)。スターさんがこんなに近くにいらっしゃったのが初めてで無駄にオトメゴコロが騒ぎました。

そして、いよいよ始まる本編。オープニングのメインテーマが「これ何の戦隊モノですか?」というノリの曲でして……、すいません、とっても好みです。ツボです。大好きです。大和さんのマイクの調子が悪くてというハプニングはあったものの、そのハプニングがあったからこそがんばれっと思ってしまいました。

ロマンあり、笑いあり、アクションありで個人的にかなり好みのお話。「今日から君がルパンだ」とまるで「今日から君が世界を守るヒーローだ」といわんばかりの流れにどこの戦隊モノかと再び突っ込みたくなりましたが……、すいません、こういうの大好きです。
主人公と敵役がヒロインに向かって「お転婆天使」とかいうのに最初は逐一突っ込みたくなりましたが、最後の方は連呼されすぎて案外普通に受け入れられてしました。
最後は何でそこでえええ、という展開でちょっと理解しきれなかったのですが、あれはこれからはルパンだよ~ということなのかなぁ。現実(?)と小説とのお話がだんだんごちゃ混ぜになってきてちょっと消化不良なんですが、でもまあこういうの大好きです。
フィナーレも皆さん客席まで降りてこられて……、スターさんが間近にっとここでも無駄にオトメゴコロがヒートアップ。ドラマシティは近くていいですねぇ、これからはきちんとチェックしていきたいと思います。

今回のツボはやっぱり「これ何の戦隊モノですか」というノリのメインテーマです。かなり気に入っちゃいましたので、iTuneで買おうかなぁ、主題歌。