最終巻という噂をどこかで聞いたような気がする銃姫第9巻。最終巻どころかあと2~3冊くらいは続きそうな展開でした。
今回は表紙のエルウィングさんがいろんな意味でインパクトがあります。普通こういう表紙って最終巻のラブラブハッピーエンドで何も考えずによかったねぇと和むような状況だと思うのですが、銃姫でそれは……。この話を何も知らなければそれなりにかわいいなぁとかいいなぁとか思うのでしょうが、不吉すぎて逆に泣きそうになります。
物語はかつて愛し合った男と女の壮絶な戦いの決着がまずすごかったです。こういうどちらも後に引くに引けない状況の戦いというのは手に汗握りますね。
そしてアンとセドリックの秘密の片鱗がちらほらと。特に片方は銃姫の十八番、ちょっとそれは心がしんどいときには読みたくないなぁ系なのでいろんな意味でびっくりでした。本当に、この作者さんはいろいろと容赦がありません。
そんなこんなでエルウィングさん、アン、セドリックはどうなるのか、暁帝国とスラファトの行方は、とまだまだ見所たくさんなので続きも楽しみです。
銃姫9~It is Not to be “NOW”~
高殿円/エナミカツミ
MF文庫J(2008.04)
ISBN978-4-8401-2143-9
【bk1/amazon】
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