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奏でる少女の道行きは 黄昏色の詠使いII / 細音啓

学園の一年生を対象とした勉強合宿が開催され、一行は学園の分校のある海辺の地域に向かう。この勉強合宿には、先生達が分校の近所にある前回の「騒動」に関係のある研究所を秘密裏に調査するという目的もあった。

黄昏色の詠使いの第二巻。本筋と関係あるけどクラスメイト方面から攻めていくという「エイダ」編でありましたが、おもしろかったです。というか、普通に本編。前回(デビュー作)では、きれいに終わってるしどうなるのかなぁ~、と思っていたらそのような心配は全く無用で。むしろ、おおおお、そうつながるのかこれは続きもばりばり読まなければな、という展開にドキドキです。

今回の裏主人公エイダは、名詠式の勉強をするものの、ご実家は名詠で呼び出したものを送り還す役割を担う祓戈民の総本山。そして、エイダ自身も優秀な祓戈民であり、名詠士と祓戈民の間で自分のできること、やりたいことを探して悩むという非常に真っすぐな若者の悩み的なところがよかったです。
前巻と似たような感想となりますが、割とハードな展開なのに、どこか優しいと思えてしまうのは名詠式の美しさと、そしてそこに込められている「思い」が優しいからなんでしょうね。エイダ父がエイダに託す祓戈民の意味、というのがこれまた愛情に溢れるというか、ええ話やっ!というやつでして。

初回の感想と同じくアホっぽくなってしまうのはもうしょうがないからあきらめるとして、続きも楽しみだなぁ。生徒達もいいんですが大人サイドがかなり気になる今日この頃です。

img奏でる少女の道行きは 黄昏色の詠使いII
細音啓/竹岡美穂
富士見ファンタジア文庫(2007.05)
ISBN:978-4-8291-1918-1
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