プリンセスハーツ第3巻はルシードの愛妾事件完結編でした。そして、前巻の幕引きがそんなえらいところで、という場面だったので愛妾オリプリーヌ関係に関してはすっきりと(?)解決してよかったです。3巻目にして展開がシリアスモードにかなり移行してきたような気がします。ルシードの自虐ネタ(?)といいますか、コメディ要素がほとんどないとはっ!(変なところで驚いた)
高殿さんの少女小説宮廷モノといえばこの緊張感をはらんだ陰謀の数々です。何重にも張られた罠を機転と気合いでなんとか乗り切り、アドバンテージまで得た仮面夫婦にその腹心のコンビネーションが素敵でした。ルシードもアホの子アホの子といわれ続けていますが、さえた機転を見せたりしてかなり好印象です。天然タラシのところは、さすがにあの孫のおじいちゃんだなぁ、と。
そして仮面夫婦関係では、それ、君ら、もういいんじゃない?と思うくらいのニヤリとできる展開にとても満足です。ジルのラストの宣言は正直ルシードがかわいそうになりましたが……、でも、ナイスコンビですよねぇ。こういうじれったさというかなんというかは大好物です。
いろいろと謎が明かされましたが、オリプリーヌの背後やジルの出生など気になるポイントはまだまだあります。続きが楽しみ。
プリンセスハーツ~乙女の涙は最強の武器!の巻~
高殿円/香代乃
小学館ルルル文庫(2008.07)
ISBN:978-4-09-452072-9
【bk1/amazon】
Related 10 (or less) posts:
- プリンセスハーツ~大いなる愛をきみに贈ろうの巻~ / 高殿円
- プリンセスハーツ~たとえ遠く離れていてもの巻~ / 高殿円
- メサイア 警備局特別公安五係 / 高殿円
- プリンセスハーツ~これが最後の恋の巻~ / 高殿円
- プリンセスハーツ~今宵はせめて夫婦らしくの巻~ / 高殿円
- プリンセスハーツ~君は運命の人だからの巻~ / 高殿円
- 銃姫10~Little Recurring circle~ & 11~The strongest word in the world~ / 高殿円
- プリンセスハーツ~恋とお忍びは王族のたしなみの巻~ / 高殿円
- 銃姫9~It is Not to be "NOW"~ / 高殿円
- プリンセスハーツ 両手の花には棘がある、の巻 / 高殿円
- Newer: 旅に出ます
- Older: 2008年上半期 ライトノベルサイト杯

