風の王国の新章のスタートとでもいうべきお話は、翠蘭の”決断”とシャンシュン行きのお話でした。決断関係はどう表現するのかな、と興味津々だったんですが、なるほどなーと翠蘭の思いに納得がいく形での回答でした。
いつも荒波の中に飛び込んでいく翠蘭が飛び込んだ今回の騒動は、隣国シャンシュンでのあれこれ。本読みながら本気でむかっとしたの久しぶりだわ。読者が腹立てても仕方がないとは分かってはおりますが。このお話のことですから後味悪ーとか思わせつつもきっと最後はなんやかんやでうまくいくんだろうなーと心の中では分かってはいるのですが。今回は腹立ちも最高潮に達したくらいにカタがつきましたが。
シャンシュン関係もはじまったばかりでこれまたすっきりせず、非常にモヤモヤした幕引き。登場人物の言葉を借りると『人間こそが、もっとも質の悪い敵になる』いう状態の国の中枢のようですが、はたして翠蘭はどんな陰謀に巻き込まれていくんでしょうか。今まで出てきた「悪役」の中でもかなりタチの悪そうな人が暗躍してそうですので、続きが気になります。
風の王国 星の宿る湖
毛利志生子/増田メグミ
集英社コバルト文庫(2008.10)
ISBN:978-4-08-601215-7
【bk1/amazon】
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Comments (Close):2
- t * 08-11-20 (木) 12:07
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(小声)シェンシュンではなくシャンシュンです!
- さり 08-11-22 (土) 10:51
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t*さま
直しました!ありがとうございます(こっそり)
Trackbacks (Close):1
- trackback from 水鏡堂 08-10-05 (日) 1:53
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[小説][毛利志生子]毛利志生子『風の王国 星の宿る湖』
風の王国、いつの間にやら16巻です。ご長寿シリーズになりましたなあ。まあ途中引き伸ばしに見えるような巻がいくつかありましたが……(内乱で変な女官が出てきてヘボい悪役、…

