アンゲルゼ第4巻にして最終巻。大人の事情でラスト2冊を1冊に凝縮した最終巻らしいのですが、そんなこと気にさせないくらいすごく綺麗にまとまっていて、最後まで読めて良かったです。たしかに、無理矢理まとめたという事を聞いてしまうともうちょっとあそことかこことかじっくり描いていただきたかったとも思ってしまいますが。マリア関係とかもうちょっとなんかあるのかと思ったんですがそこら辺は尺の関係でしょうね……。
怒濤の伏線回収に驚きの設定解明に決意の最期にニヤニヤもーちゃんと息つく暇がありませんでした(ひとつだけ次元が違う……)。それぞれの想いや願いがいっぱい詰まった言葉や行動に感無量です。陽菜も最初の頃の彼女と比べたらまるで別人のように成長して。成長せざるを得ない環境だったというのもありますが、ここまでかっこよくなるとは思ってもみませんでした。やっぱり、須賀さんの物語のヒロインはかっこいいわ。そして、敷島さんと東さんの男の友情には燃えました。おっさんはいいものだ。
ラストのもーちゃんの相変わらずのもーちゃんぶりニヤリとしつつ、大人編な続き読みたいなぁとかちょっと思ってしまうエンディングに大満足です。ああ、いいシリーズを読みました。
アンゲルゼ 永遠の君に誓う
須賀しのぶ/駒田絹
集英社コバルト文庫(2008.12)
ISBN:978-4-08-601239-3
【bk1/amazon】
Tag(s): 須賀しのぶ
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