おもしろかった!雑誌掲載分+書き下ろしの二話収録。どっちも最後はあっと驚く展開でやられた!という気分でした。
ナニーのように「変」なお話ではなかったのだけど、見事の詐欺の手管とフサばあちゃんの強烈な大正モダンガールぶりがすばらしかった!詐欺の世界とは全くかけ離れた生活を送っていた純太が徐々に鍛えられていく姿は、ある種の成長モノでもあるような気がします。研士のさわやかなうさんくささとか、ツンデレおじさんがデレるところとか(ここは思わずキュンとなった!)とか、雲出家女性陣の最強ぶりとかいろいろむふふと楽しめるところ満載で面白かったなぁ。
きれいに終わっているといえば終わっているんだけど、雲出家のパワフルさがとても楽しかったので続きがでても……うれしいかもしれない。
そういえば、犯罪物語は苦手なんですが、私が苦手なのはバイオレンスモノであって詐欺モノは好きだということに気付きました。そういや、映画のスティング(リンク先、下の方に映画の詳細ストーリーあるため注意)もかなり好きだ。ちゃららちゃらっちゃらちゃらーと読了後にスティングのテーマ曲が脳内を駆けめぐりすぎました。
ペテン師一山400円
嬉野君/夏目イサク
新書館ウィングス文庫(2009.05)
ISBN:978-4-403-54138-4
【bk1/amazon】
Tag(s): 嬉野君
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