Home > 作者名 た行 | 本の感想 > 砂漠の王子と風の精霊 / 天堂里砂

砂漠の王子と風の精霊 / 天堂里砂

砂漠の国の第二王子カマルの部屋に謎の盗賊が侵入する。その盗賊のおかげで最近人が変わってしまった兄王子に反逆罪に問われてしまい、成り行き上盗賊のリドワーンと一緒に逃げることになったカマルは、兄の変貌の真相を掴むため、母親の形見である首飾りを探す旅に出ることになるのだが……

兄弟モノ作家認定した。

精霊が息づく世界で、砂漠を舞台に精霊の力を借りて気のいい盗賊と王子様が宝探しをする話。精霊と人の織り成す伝説や、伝説に関係するあれやこれやとか良かったです。面白いけどなんかちょっと物足りないなぁと思う点もありましたが、これくらいのファンタジーがとても好みなので大変おいしくいただけました。Cノベルズのこういうゆるめのファンタジー好き……。

若干ヘタレ気味だった王子様がどんどん成長していく姿は格好良かったです。いや、それ以前にカマルはかわいい……(ととても失礼な感想を)。あと、小動物がとても好きなので鷹のアルタイルにとてもきゅんきゅんしたんですが!(このエクスクラメーションマークの真相は読んでお確かめ下さい)まあどっちもいい味出して好きです。
王宮に乗り込んだあたりでいろいろ事件の真相があかされるんですが、事件にかかわる人を読みながらきちんと識別できていなかったので何が何やらの部分があって混乱しました。ちょっと落ち着いて読む&もう一回読めばたいしたことなかったんですが。いやぁでもあの真相はちょっといろいろ予想外だったのでいい意味で裏切られました。

そして今回もデビュー作と同じく、お兄ちゃんと弟がとても良かったです。前作に比べると兄弟分は格段に低いのですが、いやでもあのちょっとだけでも十分楽しかった。次の兄弟にも期待していいですよね(きたいのまなざし)

img砂漠の王子と風の精霊
天堂里砂/山下ナナオ
C-Novels Fantasia(2009.01)
ISBN:978-4-12-501062-5
bk1/amazon

Home > 作者名 た行 | 本の感想 > 砂漠の王子と風の精霊 / 天堂里砂

Search
Feeds
Meta

Return to page top