わりとグランドロマンな海賊と貴族のご令嬢のラブストーリー。ティアラ文庫ですがそんなにきつくない。
大航海的な時代を舞台に、弟のために一生懸命なお嬢様とイケメン海賊との恋模様を描いた作品でした。マディーナは機転も利いてかわいくて一生懸命でとても好感度が高かったです。こういうお嬢様好きだなぁ。対する船長は、手下共に慕われるよい船長(ただし海賊なので豪快で若干怖い)。最初はマディーナのお体にめろめろだったようですが、徐々にその内面にもひかれていって(ると思われる)という展開はいいですね。ロマンスです。終盤のアレはまったくもって予想してなかったのでちょっとおおっとなりました。そしてラストの大団円のところはとてもロマンスでした。やり過ぎ船長!とも思わなくもないですが、手下共も祝福していたのでいいかと思います。
ティアラ文庫の中では(全部読んでませんが)、わりとソフトな方でないかなーと思います。といいますか、これ、最初は歴史もの的少女小説なラブストーリーで予定されていた作品では……?と思ってしまったり。あのシーンやこのシーン、もう少しソフトにして、ちょっと朝チュンに切り替えて、イラストの位置を変えれば十分コバルト(その他)的にもOKな作品だなぁと思いました。
こういうグランドロマン的なやつ大好きなので好物でございました(正座)。
海賊と姫君 Eternal Lovers
花衣紗久羅/サマミヤアカゲ
ティアラ文庫(2009.08)
ISBN:978-4-8296-6510-7
【bk1/amazon】
Tag(s): 花衣沙久羅
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