博覧会にわく王都で、鑑定士として修業を積むミリセントもまた博覧会の準備に奔走していた。そんな中、博覧会に合わせてグレンの鑑定の師匠セシルが王都にやってくる。ミリセントが知らないか顔を見せるグレンとセシルのやりとりにざわつく心を感じるミリセントだがセシルの特別講義を受けることに。一方、ローズグレイヴホールでミリセントの帰りをまつアンセルの元に、彼を迎えに着たという人間が現れて……
これまたなんという「次回に続く」。気になりすぎる。
シリーズ第4巻で次巻が最終巻のシリーズ。クライマックスにふさわしくいろいろ盛り上がっていました。前回がグレイのターンだったのに対して、今回は幽霊執事のアンセルのターン。いろいろほのめかされていたことが一気に明らかになり、そして彼の取った行動は……となかなかに衝撃な展開でした。ただのマスコットキャラだと思ってたあの子まで重要ポジションだったとは。アンセルのアレコレはある程度予想できたとはいえ、あの子はちょっと本気でびっくりでした。
一方のミリセントとグレン。もうこう何というかとてもニヤニヤが止まりませんでしたごちそうさま。グレンとセシルの師弟関係に無意識のうちに嫉妬心を感じるミリセントがかわいくて仕方がないどうしよう。
アンセル関係はどうなるのか、ミリセントはどっちを選ぶのか、そしてグレンの鑑定結果やいかに!ととてもいろいろ楽しみです。待ち遠しい。
ミリセントと薔薇の約束 追憶の花ひらく博覧会
月本ナシオ/椋本夏夜
角川ビーンズ文庫(2009.08)
ISBN:978-4-04-45112-8
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