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そして花嫁は恋を知る 緑の森を統べる姫 / 小田菜摘

紆余曲折を経て、嫁ぎ先(予定)のゲオルグ公国の女公の地位に就いたエリスセレナ。男尊女卑の保守的な風土にめげず、婚約者のイシュトファルとともに一歩ずつ進んでいくエリスセレナだが、ラインベルトの領主からの求婚やラインベルトへの隣国の侵攻の報と次々にやっかいな問題が持ち上がる。その裏にはあの事件の黒幕である腹黒聖職者が絡んでいることは間違いないのだが……

まさかの続編。自分の足でしっかり立つ姫様と堅物婚約者のその後の物語。

一冊読み切りシリーズだと思っていたシリーズ、前巻のとても続編です。これは前巻読んでないと心の底からゴロゴロできないなぁ、ということで前巻読むのを推奨。イシュトファルが中盤に地方に派遣されたりであんまり恋愛色は強くなくて、むしろ8割方政治の話をしてたように思いますが、少女小説宮廷陰謀劇がとても大好きなのでいいです。素敵です。窓越しに手を繋ぐとか膝枕とかだけでも十分です。むしろこれくらいがちょうどいいかも……。甘いだけじゃないのがいいなぁ。
女公としての立場と一人の女性としての想いに揺れるエリスセレナや、イシュトファルが思わず本心を漏らす場面とかいいですね。

表の悪役があまり手応えがなくて若干残念ですが(へなちょこすぎる)、黒幕はまだ健在だしまだ結婚してないしだし、もうちょっと続けられそうな感じがします。是非とも結婚まで描いてほしいなぁと思っていたり。

そして花嫁は恋を知る 緑の森を統べる姫
小田菜摘/椎名咲月
集英社コバルト文庫(2009.08)
ISBN:978-4-08-601320-8
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