ハルさんの悲壮な決意とシーカの胸の内が少し語られたお話。
シーカーとハルさんの熟年カップル漫才とか、シーカのセクハラにはこんな理由があったのか!(理由を聞いてもやっぱりセクハラ以外の何ものでもないんですが)とかにちょっと和んだ一方で、シーカを狙う闇の組織やアスティルの葛藤など、クライマックスが近いのかなぁと思わせる出来事もちらほらと。
最後のハルさんの悲壮な決意には申し訳ありませんがとても笑ってしまいました……が、ハルさんはハルさんなりにシーカのことを大切だと思ってるんだなぁと思えてちょっとしんみりしてしまいました。しかし、ハルさんの悲壮な決意をもってしても、シーカの背負う運命は動かせなさそうで。シラスやドゥルガさんの謎とか、アスティルは果たして元に戻れるのか、とか法皇との謁見はいかに!ととても盛り上がるところですちゃらか中編が始まってしまってとてもこけてしまいました。続きまだかなぁ!
しかし、ここで中編がくるということは、短編(中編)集はでないということ……なのですかもしかして!読んでないやつもあるし、そうなると個人的にはちょっとゆゆしき問題なのですが……。
グランドマスター! 聖都をめざせ
樹川さとみ/松本テマリ
集英社コバルト文庫(2009.08)
ISBN:978-4-08-601321-5
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