「おまえは阿呆か」(by熾嶺の親友)という言葉が全てを物語っているようなラブストーリーでした。いいぞもっとやれー的な。
とりあえず何も考えずにジェットコースターラブを楽しむのに最適な作品。神殿での熾嶺の爆弾発言周辺はさすがの私も恥ずかしくて超高速でページをめくってしまいましたが(もちろんあとで読み直した)、なんというか、全体的に光速すぎてすごかった。……花嫁シリーズもやればできるんだなぁ、みたいな[1]。
花嫁シリーズの醍醐味といえば、ラブいけどかなり(たまに、のときもある)切ないこのじれったさがいいんだ!というのがあるんですが、今作に限っては切なさが全くなくてもう直球どどんと勝負でとても爽快でした。結婚を認めてもらうために神前裁判とかいろいろ燃えるが展開各種取りそろえており、飽きもせずに一気読みです。
爽快といえば、ヒロインの親友巫女見習い晶葉の男前度もとても爽快でした。彼女のあの気っぷの良さがとてもお気に入り。そしてやるときはやるヒロインも爽快でした。天然は起こらせたら怖いよなーと思う……。
他の花嫁シリーズとはだいぶ毛色が違いますが、これはこれでいいですね。

峻嶺の花嫁 花音祈求
森崎朝香/明咲トオル
講談社X文庫ホワイトハート(2009.09)
ISBN:978-4-06-286619-4
【bk1/amazon】
- ほめてます [↩]
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