金の王子と金の王~神の眠る国の物語~ / 剛しいら

本の感想, 作者名 か行剛しいら

ハッシュウィルに単身潜入し、ハッシュウィル王と直接交渉を行おうとするウラル神。シーナに黙って出て行ったウラル神を追いかけるべく、シーナは自力でウラルに扮し、商人一行を偽装してハッシュウィルに向かう。

ついに!というイベントが2個くらいあってとても燃えた。

最終巻一歩手前の本巻、ついにシーナが!アレンが!といろいろ燃える展開でした。
敵国に潜入というとてもビックな一大イベントもあるんですが、相変わらずさらっと事件が起きてさらっと帰国の途に着いています。若干物足りないんですが、でもシーナのがんばりとかレディ騎士の心遣いとかいろいろおいしかったのでまあいいや。

終盤にふさわしくさまざまなところでいろんな変化が起きていて、ラストがどうまとまるのかとても楽しみです。とりあえずアレン率いるウラル騎士団がどこまで奮闘するか……、最終巻が楽しみだ。

金の王子と金の王~神の眠る国の物語~
剛しいら/佐倉汐
B’s-LOG文庫(2008.02)
ISBN:978-4-7577-4017-4
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