巫女さんと神様の恋物語序章。おお、結構好み。
ありとあらゆる神様がいる世界の巫女さん・シェリス(自称落ちこぼれ)と、諸処の事情から封印されていた強力な神様アストロがいろいろあって仲良くなるお話。先代の超有能な巫女の残した言葉から肩身の狭い思いをしていたシェリスが、仲の良い神様や幼なじみ、そしてアストロの力を借りながら一歩前進した姿が良かったです。
シェリスの悩み具合があまりうっとうしく無かったのが一番ポイントが高いかもです。そしてシェリスの一番のライバルが今は亡き先代の巫女とか……!「今は亡き」がライバルというのはよくあるパターンですが、わりと好みです。先代の足跡をたどって、彼女が何を考えていたのか、彼女の人となりがどんなだったかということが次第に明らかになって……というパターンはとても好みです。シェリスのがんばり具合が思わず見守ってあげたい系だっただけに、好みでした。
最後の最後に先代の残した言葉の意味が明かされ、わーきつい展開になりそう!と思いながらも続きが楽しみです。アストロもいいけど幼なじみもいいね!がんばれ。あと、穀物の神様との友情とかも好きなので、次以降も活躍してほしいなぁ。
イリアディスの乙女~封印の巫女と夜の神~
神埜明美/由利子
集英社コバルト文庫(2009.03)
ISBN:978-4-08-601273-7
【bk1/amazon】
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