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アルビオンの夜の女王―吸血公爵と紅き御曹司― / 木村千世

世間で評判の美容アイテムや秘薬に禁制の物質が使われているらしく、<青の薔薇十字団>に調査依頼が舞い込む。薬の原料の産地とされる魔物達が暮らす島ヴェネドシアに向かったセシア達は、島に住まう吸血公爵の元を訪れ協力を依頼する。

なにこの夫婦漫才というかコント。……ツボにきました。
今回ちょっとほめすぎてるかも(自己申告)。

アルビオン、シリーズ第二巻。第二巻にして何かのストッパーが外れたらしく、ヒロインとその相手役のコントが酷……じゃなくてとても加速してました。前巻読んだときはここまで軽いノリではなかったように思うのですが、本領発揮ですか?この作者さんのコメディ成分が苦手といいながら、ここまで突き抜けるとどうでも良くなるようです。
ちなみにこの加速具合、とても好き嫌いが別れそうですが私はとても好きです。ごちでした。表情筋トレーニングシリーズに認定してもいいと思う。悪魔がおもしろすぎるんですよ!まじめな顔して笑い取るつもりなくてあれですか。

「もし仮に喪の色が桃色であったなら、私は羞恥と躊躇いで内心七転八倒しながらも全身桃色で統一していたかもしれない」

P93より

シリアスな場面でこれとか酷いです(ほめてます[1])。

今回は吸血鬼分を大増量!めくるめく吸血鬼の世界へ!ということらしく、吸血鬼祭でした……が、吸血公爵様もお茶目というかまったりしているのであんまりおどろおどろしい感じはなかったですね。今明かされるかの人の過去は少し重めでしたが、こう、全般的に軽めなノリで。
セシアを取り囲むメンツからしてとても逆ハーレム状態なんですが、セシアが基本「おともだち」認識なので勝手に盛り上がってる男性陣も楽しいです。セシアがちゃんと反応してるのは悪魔に対してだけで、しかもちゃんとお互いに真摯に対応してるところが個人的にはいい。

そして、謎の執事のハンドパワーは活躍の場が少なすぎるものの健在。ますます執事が気になりましたが……次巻では出番増えませんか!(渇望)

imgアルビオンの夜の女王―吸血公爵と紅き御曹司―
木村千世/こうじま奈月
B’s-LOG文庫(2009.11)
ISBN:978-4-04-726136-5
bk1/amazon


  1. 普段滅多に引用しない私が引用してることからもどれくらいうけたか察していただければと []

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