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シスター・ブラックシープ 悪魔とロザリオ / 喜多みどり

「悪魔の花嫁」としての条件を満たす容姿を備えてしまったため、男の子として育てられた助祭少女コンスタンティンは、16歳の誕生日に予告通り迎えに来た悪魔に無理やり花嫁にされてしまう。悪魔にはめられた契約の指輪を外すためには、「善行」を行えばよいという情報を悪魔から無理やり聞き出したコンスタンティンは、伝説の正義の使者「黒い羊」に扮し、悪を成敗することを決意する。しかし、彼女の前には悪魔を追っているという司祭ユリエルが立ちふさがり……

吾輩は猫である。名前は……悪魔というかまだついてない!

喜多さんの新作。悪魔の花嫁になることを阻止すべく、男の子として育てられた素行不良の女の子・コンスタンティン、猫まっしぐら状態の悪魔、そして悪魔を成敗せんとする新任天然司祭ユリエルの三つ巴のお話。
男装とか、性別と別の姿隠して一つ屋根の下とか、なんやかんやで猫に馴染みすぎてる悪魔とかいろいろツボにはまりました。これはいい。

序盤の聖杯に突っ込まれる猫のくだりのところらへんまでは、これはどうだろう、私のツボにはまるかどうか微妙なところだ!(コンスタンティンの一人ツッコミ的に)と思っていたんですが、ユリエルが出てきたあたりから凄く面白くなってきて最後にはこれだ!と思う程度に楽しんでしました。正直に白状するとユリエル司祭が気に入ったとか、最後はユリエルエンドって信じてるよ!とかそうなるんですけどね![1]あのぽややんと最初の人とが同一人物なんてとてもとても……って思ってましたすいません。

悪徳の街と言うだけあり、正義の鉄槌を下すネタには困らならさそうなので続きも楽しみだなぁ。あのコンスタンティンが(悪魔かユリエルかわかんないけど)恋愛感情を抱くようになったらめっちゃかわいいに違いない!と少女小説的にもお楽しみ要素がまだまだあるので期待です。

imgシスター・ブラックシープ 悪魔とロザリオ
喜多みどり/桐矢隆
角川ビーンズ文庫(2010.07)
bk1/amazon


  1. 聖職者は基本的に妻帯禁止とか、そういう甘いエンドマークになるかどうかはよく分からないとかの細かいところは横に置いておく。 []

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