スプリング男爵家の末娘ジュリエットは、とある理由から結婚をあきらめていたが、名門のバジル伯爵家当主に求婚される。バジル伯爵家には何かと良くない噂があるが、絶好の機会と前向きにとらえジュリエットはバジル家に嫁ぐことに。そしてたどり着いたバジル家の城でようやくまみえた花婿は……
シリアスな話と信じていた私がバカだった(ほめてます)。
呪われし伯爵家当主(22歳だけど外見年齢が)とその嫁のイチャイチャ物語。あらすじとタイトルからなんとなくちょっとくらいはシリアスな話だと思ってたんですが[1]、なにこの外で読むには苦行でしかないらぶっぷりは。他シリーズでも甘い言葉をはきまくりの某東宮なんてめじゃないね!というほどのだだもれイチャイチャがすさまじかったです(ほめてるよ)。
婚家になじめなくて苦労するヒロインとかそんなの全くなくて、最初からストレスフリーで熱々。呪いをかけていったぶっ飛んだ魔女との手に汗握る対決などはありますが、基本的にはらぶ。おお、コバルト文庫はこのレベルまではいいのか!とちょっとだけ感心したりするほどの表現もあったようにも思うのですが[2]、そこら辺含めて気楽に読めて、そして読んだあとは幸せ気分で楽しかったです。ごちそうさまでした。
悪魔のような花婿
松田志乃ぶ/有村安息日
集英社コバルト文庫(2010.07)
【bk1/amazon】
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