相変わらずロシア料理がおいしそうでよだれが止まらない。
「死んだ人の死ぬ直前を」を見ることができる少女オリガと地区警察の副署長として赴任してきた青年ロジオンのちょっと不思議ミステリー第2弾。オリガの婚約者のきっざいイギリス人弁護士アーサーも忘れちゃダメだよ!編。
前巻に引き続き、食べ物がおいしそうすぎてロシア料理をとても食べたくなったのと、女性陣が強くてたくましいところがよいです。
オリガの周りにだんだんとオリガの大事な人が増えていって、その人たちを守るために負担となる「力」を使おうとするオリガの優しさがかわいいなぁ、とオリガだまた好きになってしまいました。そして、あの人は確実にオリガに感化されている!とちょっとニヤリとしたり、ロジオンとの盟友的な関係もとても好きだ!
対して、前回うざさストップ高だったアーサーが普通にいい人に成り下がっていて(失礼)、なんだか肩すかしだったのです。あんた魚に負けてるよ……。もっとオリガには猫の如くしゃーっとしてほしかったんだけど……いえ、なんやかんやでアーサも結構好きなんですよ、私。
やっかいな「身内」の登場で、オリガ父の死の謎はまた深まるばかり。なんとも不気味な身内さんがどう動くかなど続きも楽しみです。
夜の虹 灰色の幽霊
毛利志生子/増田メグミ
集英社コバルト文庫(2010.07)
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