旅日記:アイルランドに行ってきたよ 日帰りアラン諸島の旅

つれづれ旅日記

アイルランドといえばアラン諸島だ!と思って日帰りでアラン諸島にも行ってきました。
アラン諸島へは、ダブリンから電車で3時間ほど西に行ったゴールウェイから船で行くのが王道ですが、行くことに決めた日が直近だったので、ゴールウェイで手頃なホテルがとれず、ダブリンからの日帰り旅行ツアーに参加することに。日帰りツアーだと小型飛行機でイニシュモア島に行くことになります。
ピンぼけ:アイルランドの鉄道はるか彼方にドン・エンガス
この日はあんまり天気が良くなく、外を歩いているときは幸運なことに雨は降りませんが、乗り物に乗っているときはずっと雨が降っておりました。これが、普通のアイルランドらしいです……。


参加したツアーはRailtours IrelandThe Aran Islands in Galway Bay。日本で予約(したのはオクトパストラベル経由ですが)して行きました。

電車の中7:30にダブリンのヒューストン駅発の電車に乗って約3時間、ゴールウェイ→アラン諸島(イニシュモア島)へという行程です。ゴールウェイまでの車内は、同じツアーに参加する人+ゴールウェイ周辺の周遊ツアーに参加する人と一緒で、ツアー会社のガイドの人や他のツアー客と一緒に歓談しながらの旅になりました。もちろん積極的に会話に加われるほど英語しゃべれないので引きつった笑い浮かべながら聞いてるのが主だったけどね!(一人だったのでガイドさんが気にかけてくれましたが、たぶん誰かと一緒だったらそんなにかまわれることもないかと思う) 1等車でもないのに車内が大変綺麗だったのがすごいなぁと思いました。なんか、だいぶ前に乗った某国の一等車より綺麗だよこれ!目から鱗でございます。
最初のガイドの人とはゴールウェイでさようなら。いいおじさんだったよありがとうドン!

ゴールウェイからコマネラ空港に空港からのお迎えの車で移動し(約40分)、そこから10人乗りの小型機に乗り10分弱のフライトの後島へ。島では空港から村まで飛行場の車で送ってもらい、その後ツアーバスに乗りました。
本島側の飛行場ロビー飛行機。10人乗り
ツアーバスは、最初同じツアーのニコール(仮・ダブリン在住)と二人のはずだったのですが、同じ飛行機&次の飛行機に乗っていたとてもにぎやかなオハイオからやってきたアメリカ人一行も参加することに。とにかくこの人達がにぎやかすぎて、かしましいツアーになりました。

こんなかんじで、何もない。牛。ゲーリックなマーク付きの道しるべ自転車とか後ろに見えてるバスで回る

イニシュモア島はアラン諸島の中で一番大きな島ではありますが、とにかくのどか!です。よく晴れた日にサイクリング [1] … Continue readingすると気持ちいいだろうなーとは思いましたが、雨が降ったりやんだりだったのでバスツアーで良かったなぁと思ったりも。

ヨーロッパ一小さな教会外観まずはヨーロッパ一小さな教会に連れて行かれました。草に埋もれていましたが、確かにお墓の真ん中に教会がありました。私は墓場の真ん中で何をしてるんだ!という気分にもなりました。

その後、修道院跡っぽいものもみました。崩れ落ちて風情がある……、というか島の建物が全体的に廃墟……。
教会外観教会外観2教会内装
勇者が手がかり求めて廃村に行くんだよ!ここになんかアイテムの笛とか埋まってるんだよ!いやもしかしたらここは勇者の生まれ故郷かもし(略)。
と脳内のドラQエ風妄想が酷くて困りました。RPG好きならきっと妄想が止まらなくなると思います。だってしょうがないもん!すごい味のある廃墟だもん!

次にたぶんこのツアーのメイン、ドン・エンガスで1.5時間。ドン・エンガスが何であったかはよく分かってませんが、たぶん要塞であったのだろうという説明がありました。こんな崖っぷちに要塞とはロマンです。
ドン・エンガスまであとちょっとドン・エンガスから:絶景かなドン・エンガスから:柵ないドン・エンガスへの道:妄想ON
ドン・エンガスは歩きで片道20分弱かかるので、見学に最低60分くらいは見ておいたほうがよいです。柵も何もない絶壁で高所恐怖症であることを思い出しました。高かった……!ドン・エンガスへの行き帰りの道は両サイドに石が積んである道でして、どこかで見たことあるなぁと脳内ライブラリーを検索したところ、指輪物語のホビット庄とかアニメ・ゲド戦記でした。また脳内で妙な妄想が(略)。

このあと、ようやくキルケニーでお昼ご飯休憩。このときすでに3時を過ぎてて空腹感でおかしくなっておりました。村の有名なおみやげ屋さんを冷やかすなどして時間をつぶしておりました。
一番の街中とかでもこんなのアランセーターのおみやげ屋さんお昼ご飯ここで食べた

帰りは16:15の島発の飛行機に乗ってゴールウェイに。自由時間があればゴールウェイで好きにしてって書いてあったから、有名な牡蠣でも食べようかと楽しみにしてたけど、ダブリンへの最終電車(18時5分、20時45分着)の集合時間ぎりぎりに街にかえってきたため、牡蠣を食べられず残念です。

References

1 島内の観光は、レンタサイクルかツアーバスで回るかのどちらかが王道。観光シーズンはまるでツール・ド・フランスだよってガイドさんが言ってた