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[舞台]銀河英雄伝説 第一章 銀河帝国編

銀英伝が舞台化すると聞いて、わざわざ行ってきましたです。観ないで観て後悔ですよ!(最近の私のポリシー)

※銀英伝は高校の頃に読み始めて人生を(若干)失敗した程度に好きです。
※が、そんなに読み込んでるわけではありません。再読もたまに程度です(通読はしない)
※アニメはとりあえず全部見てるはずです。
※舞台のために2巻までを直前に再読しましたが、時間がなかったので「面倒くさいところは秘技斜め読み」で読んでます。
※ちなみに、ここ数年一番好きな登場人物はミュラー提督です。

以上の前提より、以下では「原作読んでたらこのくらい当たり前だよねー」程度のネタバレ(クリティカルなものは避けますが)はするかもしれませんので、感想を読まれる際はご注意下さい。あと、いつも通りアホです。そして今回、愛の暴走故非常に長くなってしまいました。

開演前にびっくりしたのが、お客さんの女性率の高さでした。もしかしたら、私がいつも通っているT歌劇団の女性客率より高いんじゃなかろうか、と思う程度に男の人がいませんでした。で、あとでパンフレットとかよく見て納得だったんですが、朝のヒーローの方とかそこら辺なんですね……。物販もすごくて、パンフレット買うだけなのにすごいがんばった。私、女だけど完全アウェイ……。

お話自体は前半がちょうど原作1冊目、休憩挟んで後半が原作2冊目ときれいにまとまっておりました。
めちゃくちゃかっこいいどどーんという音楽からはじまって、最初、「遠く、さらに遠く」と原作のあのプロローグのところをコンテンポラリーダンスっぽいので表現して、こうくるかーと思いながら見ておりました。こうくるかー、といえば、映像か何かで表現するかと思っていた艦隊戦。まさかの人海戦術(マスゲームっぽいかんじ)でした。ちゃんと同盟と帝国と「賊軍」でコーラスの人のお衣装かわるんだよ。でも、動きが少々揃いきってないところがあったのが残念。もう少し数をこなすと綺麗に揃うかな?そして、コーラスの人と言えばお化粧が怖かったです。目の回り真っ黒の特殊メイク……。
最初の方は、もうあの人やこの人が三次元で動いてるのがうれしくて、すごく口元ゆるめて観ていたような気がします。

そして、いろいろ書こうと思ったんですが、文才がない上に何を書いているか分からなくなったので、登場人物ごとに。

■ラインハルト:
本編主人公。おお、三次元に陛下きた!と思う程度にかっこよかったです。ビジュアルの勝利……。しかし、なんだかね、もうめちゃくちゃかわいかったんですよ!キュンキュン。ヘタレじゃないんです、かわいいんです!天才とか言われてる割に、本読んでないときっと天才とは分からないだろうなーという感じで(だって、艦隊戦でのラインハルトのすごさはこの舞台だけでは分からない……)、姉上好きすぎるところとか(まさかの嫉妬でかわいすぎる陛下に萌えた)、ジークと仲良すぎるところとか、犬氏に突っ込まれてすねるとか、ヤンにしてやられて悔しがりすぎるところとかがかわいくてね……。いろいろ失って最後の帝国(の実質)を手に入れたラインハルトの孤独な姿が痛々しかったです。

今回はヤンは名前しか出てこないのですが、出てこないからこそ「ヤンってどんな人だろう」とラインハルト陣営が不気味に思う様子が共有できたように思います。帝国側からすると、本当に不気味だったろうなぁ。してやられて悔しがるラインハルトかわいい(大事なことなのでもう一回言いました。)

■キルヒアイス:
誠実で真面目そうな雰囲気が良く出ていてとてもお似合いでした!これはいいキャスティング!なんですが、なんだかちょっと身長が残(略)。いやでも私このキルヒアイス好きだわー。予想以上に姉上とロマンスだった、ごちそうさま。

■ビッテンフェルト:
順番が間違ってる?いえ、間違っていませんっっ!(正座) 初戦のアスターテ会戦の時に舞台を「ファイエル!」といいながら突進していった人、なんかビッテンフェルトくさいと思ってたらあたりで、この人今後も何かしそうだなぁと思っていたら前半の(主役ふたり以外の)おいしいところは全て彼が持って行ったような気がします……。まあ、なんだ、愛すべきバカはいいものだというやつでした。しばらくは彼が舞台上にいると、動くたびににやにやしてました。

■アンネローゼ姉上:
だいぶ前から温めている「宝塚で銀英伝やればいいよ!」の脳内キャストでの姉上は白羽さんだったので、この配役が発表されたときはのけぞったんですが、期待通り大変素晴らしい姉上でした。姉上が三次元に(以下略

■ヒルダ:
イメージよりキャピキャピしていたけど、これはこれでいいヒルダかもしれない。最後の軍服格好良かった!やっぱり軍服のヒルダはいいっ!
しかし、台詞の言い回しがちょっと聞き取りにくくて(声が小さいのか早いのか)、長い台詞になると原作未読の場合は意味不明になるような気がしてしまいました。今後に期待です。
訳の分からないまますねるラインハルトの復讐の道具(笑)にされてる彼女はかわいかったのだけど、キルヒアイスとはついぞ会うことがなかったというこの設定、消えちゃいましたねー(それほど物語に影響あたえるものでもないですが)。

■ミッターマイヤーとロイエンタール:
他の提督たちとのちがいは、艦隊戦ダンス(踊りながら「ファイエルっ!」って言うファイエルダンス)の時に思いっきり踊っているかどうかでした。おお、ふたりともかっこいいー。ロイエンタールがたらしっぽいー。でも、ロイエンタールの身長が少々残(略)。このふたりで外伝するそうなので、おいしいところはお預けですね!

■オーベルシュタイン:
今日も義眼は絶好調、あの怪しく光る義眼の演出があの後を暗示しているようでした。いい具合に「憎まれ役」、そして格好良かったですおかしいなぁ目の錯覚?(役者さん超かっこいい)

■ルッツとワーレンとメックリンガー:
行動が一番面白かったのがルッツでした。ルッツが射撃の名手ってすっかり忘れてた!メックリンガーのダンディっぷりが素敵でした。

■メルカッツ提督とシュナイダー少佐:
メルカッツ提督、存在感あったなぁ(見た目的に)。しかし、後半のようやくやって来たこのふたりの見せ場のあのシーンで笑いが出るとはどういうことだ!あそこは感動シーンなんだぞ……、たぶん。

■皇帝とかラインハルト父とか:
皇帝の達観ぷりや、ラインハルト父のあきらめっぷり(ラインハルト父はアニメのラインハルトの中の人ですよ……びっくり)がとてもやるせなかったです。ブラウンシュヴァイク公も渋かった

■オフレッサー:
そして、この人が後半の一番おいしいところ持って行ったっぽい人でした。オフレッサーといえば白兵戦ですが、いつ原作通りの展開が待ち受けているのかと思えば、大変オフレッサー無双でした。ロイエンタールとミッターマイヤーとの死闘、三人とも格好良かったです。しかもオフレッサーの散り際が……なんとかっこいい!舞台化して一番得をしたのは、オフレッサーかビッテンフェルトか迷いますが、とりあえずオフレッサーに一票。

■まとめ。
全体的にあの濃い原作を(帝国サイドだけとはいえ)よくまとめたなぁと思います。そして、どこも手を抜くことなく、原作を大事にした舞台で本当に素敵な舞台化だったなぁと思いました。ただ、ビジュアルの勝利的な部分がありますので、原作のあの濃さを堪能したいとかそういうのにはちょっと向かないかなぁとかなんとか。
そして、そのビジュアル(というか軍服)も、もうちょっと改善の余地が!たからづかのお衣装さん出番よーなどと贅沢は言いませんが、こう、あのままでもうまく着こなせばもっと格好良く着られると思うのです!もとからかっこいいのでさらに格好良くなるともっと素晴らしくなると思います。

何のかんのと、個人的にはビジュアルの勝利は大好きなので、眼福公演で満足でした。「第一章」とあるのでたぶん「第二章」があるはずで……第二章は来年か再来年ですかね?期待しています。

あ、後余談ですが、コーラスに見つけたもとタカラジェンヌさんの望月理世ちゃん、たぶん見つけられたような気がしますー、かわいかった……はずなんだけど、なんせ目元が黒塗りなので(笑)。「たぶん」というのは、背の高い女性できりりとした人がもちづきさんっぽいと思ったので、でした……。

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