RDG レッドデータガール5 学園の一番長い日 / 荻原規子

本の感想荻原規子

ついにはじまった学園祭。高柳たちの仕掛けた罠を警戒しつつ、学園祭の裏方に徹しようとする泉水子と深行たちだが、知らず知らずのうちに高柳の術中にはまってしまう。

最後のお母さんかっこいいなぁ(それで全て飛んだ)。

RDG、学園祭当日編。無難に学園祭が終わるはずもなく、高柳の罠にはまってしまった泉水子と深行たちの運命やいかに!、真響と高柳の勝負やいかに!と緊張の連続の展開でした。

高柳さんは「やなやつ」なんですが、なんですが、なんだかちょっと憎めないところがあって「やなやつ」とは言い切れないような、そんな気がしてしまいます。今回は高柳さんの作戦もあってそういう場面も多かったとは思うんですけどね、なんというか、「敵役になりきれない敵」というかそんなこんな……。

コンビになれそうでなれない泉水子と深行の距離がまた縮まったのも、いいなぁと思いました。やっぱりピンチにならないとなかなか近づかないなぁ、泉水子が基本引きこもりだから。改めて気づく存在の大きさ、という展開がなかなかすばらしく、また、泉水子と姫神の関係も目が続きも楽しみです。

imgRDG レッドデータガール5 学園の一番長い日
荻原規子
角川銀の匙(2011.10)
bk1/amazon