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アレクシア女史、飛行船で狼城を訪う 英国パラソル奇譚 / ゲイル・キャリガー

紆余曲折を経て人狼のマコン卿と結婚したアレクシアは、ロンドンで突如発生した「異界族の能力消滅」の黒幕を疑われてしまう。原因追求のために、別件で故郷に帰ってしまっていた夫のマコン卿を追い、アレクシアは親友のアイヴィ、妹のフェリシティ、メイドのアンジェリク、そして男装の発明家ルフォーらとともに飛行船でスコットランドに向かう。

結婚してもアレクシアは強い。

ヴィクトリア時代を舞台にしたスチームパンクなファンタジーなラブロマンス第2巻。大騒ぎしてくっついたはずのアレクシアとマコン卿が、お熱いのは結構なことで……と遠くを見てしまう一方でやっぱりぐっさぐっさとやりあっているところが楽しかったです。

さて、今回はスコットランドに行くまでに三悶着くらい、そしてスコットランドについてからもだいぶゴタゴタして、アレクシアの持つ謎の能力である「半異界属」の能力の一端が明かされたお話でした。さらにマコン卿の親族が出てきたり、マコン卿のロンドン進出の理由もチラホラと語られ興味深かったです。
そして、今巻は1巻目よりも「スチームパンク」((ただし、スチームパンクが何者かはよく分かっていません))の色合いが強くなっているなぁと感じました。エーテルを利用したトンデモ技術のアレコレが結構面白く、この系統のうんちくは苦手なタイプなのですが楽しく読めました。

アイヴィに関する驚きの展開のあとにアレクシア自身にもびっくりな展開が待ち受けており、続きも楽しみ。

アレクシア女史、飛行船で狼城を訪う 英国パラソル奇譚
ゲイル・キャリガー/川野靖子(訳)
早川書房(2011.06)
amazon/honto

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