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鏡の国の結婚式 / 山本瑤

ティファニーは魔王を倒すため、エディスとイアンテとともに世界の中心の森に向かう。そこで魔王の誘いに乗り一人魔王と対峙することになったティファニー。一方、別ルートで魔王のもとに向かっていたシリンは、クインシーらの力を借りてティファニーのいる場所にたどり着く。

きれいにまとまってよかった。

シリーズ9巻目にして最終巻。キラキラ表紙にキラキラタイトルのわりに、後半は結構きつい展開の連続だった「鏡の国」での物語が無事閉幕しました。ティファニーの真っ直ぐさと、シリンのわかりにくいティファニーへの想いの相乗効果でやきもきしつつも、最後の最後によかったねぇ、と。それぞれの登場人物がそれぞれに抱える闇や葛藤を乗り越え、読了感もすごく爽やかでした。

草原の魔女関係のアレコレは少しだけ語られただけなのですが、このお話だけで一本読んでみたいなぁと思うエピソードでした。あの堅物と何かしらのエピソードがあったのかと思うと期待が膨らんでしまう下世話な読者です。そして、最後の彼女の祝福も、紆余曲折があったからこそ本当に素敵な贈り物でした。

山を超え谷を登りようやく迎えたハッピーエンド、少女小説はこうでなくては!というエンディングで良かったです。

鏡の国の結婚式
山本瑤/明咲トウル
集英社コバルト文庫(2012.06)
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