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おこぼれ姫と円卓の騎士 皇子の決意 / 石田リンネ

遠い東の凌からやってきた皇女シェランは「ソルヴェールの次期国王」に嫁ぐためにやってきたらしい。しかしシェランは次期国王が女王に決定していることを知らずにやってきた。当初の目的を諦めたシェランは、レティの力を借りてもう一つの目的である「龍探し」にとりかかるが、レティを追い落とそうとする一派の陰謀にシェランが巻き込まれてしまい……

相変わらずレティがかっこいいなぁ……(ほれぼれ)

おこぼれ姫第5弾は、前巻から引っ張っていた隣国の皇子さまの亡命物語かと思えば(タイトルもそんな感じだし)、ゲストキャラは遠い国からやってきたお客人。頼りないお客人が一歩踏み出したところはよかったです。まだまだ拙いけれど、レティ相手に交渉してるところで思わずよく成長して……と隣のおばちゃんの気分になってしまいました。
そして、かの客人の決意と合わせて、幼いレティの「決意」も語られて、彼女がどうやってここまで強くなったのかの一端を垣間見ることができて面白かったです。「お姫様」になるつもりだったのに女王を目指す事になったレティの過去。これは、強くなる。本当は仲がいいのに周囲の環境から仲良くできないレティ達、絆の深さがすごく素敵。

騎士が増えれば増えるほど各騎士の出番は少なくなるのが切ないのですが、あんまり出番のない中での圧倒的な存在感のクレイヴさんが素敵でした。若造には出せないこのいぶし銀の魅力……もう円卓の騎士ではクレイヴさまが一押しでしょう……(ただの好み)。とか言いながら、デュークの「お悩み相談室」も一人で頬を緩めながら読んでしまいましたよ。そうだよ、認めてしまえば楽なんだよ。

次回は何故かいいところをかっらってくるノーザルツ公の活躍も保証されているような幕引きで、隣国の皇子様の亡命話に進みそう。楽しみです。

おこぼれ姫と円卓の騎士 皇子の決意
石田リンネ/起屋一子
ビーズログ文庫(2013.01)
amazon/honto

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