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デ・コスタ家の優雅な獣5 / 喜多みどり

次男ノアがファミリーを裏切り、当主の長男エミリオは爆弾事件に巻き込まれ重症、そんな中ファミリーを立て直すためにロージーは三男のダリオと結婚することを決断する。二人の結婚式の当日、デ・コスタに敵対するアリスタ家の襲撃があり、結婚式どころではなくなる。そこでデ・コスタを守るためにロージーが取った行動は、エミリオやダリオとは違う道を選ぶことだった。

ロージーが凛々しくて素敵!

デ・コスタ家の物語の最終巻。前巻でノアは離反してしまうし、頼りになる(けど嫌味な)お兄ちゃんは重症だしでどうなるのかな!と展開が読めなかったシリーズですが、最終巻はロージーが最初から最後まで「格好よくて」、読んでいて爽快でした。見た目は堂々としていても「恐怖」を抱えて、それでもやり切るロージーが本当に凛々しくて。最初の頃からは考えられないロージーの成長ぶりに、これは良い成長物語だなぁと感慨深い思いを抱いてしまいました。 ロージーの「私、デ・コスタの女になっちゃったの」(P.139)というところがすべてを表現していますよねぇ、かっこいい。

さっきからロージーがかっこいいとしか書いてませんが、三兄弟もそれぞれ見せ場があり、そしていいところがあってその点もよかったですよね。とくに、一番変わったのは三男のダリオくん。彼も大きく成長してこのままロージーとくっついちゃうかと思った次第です。いやぁ、でも私は次男派だったんですが(笑)。

私、基本的に「悪いこと」するお話は苦手なんですが、これはロージーの性格のおかげか、あんまり嫌にならずに最後まで楽しく読むことが出来ました。また新作を読めることを心待ちにしておきたいと思います。

デ・コスタ家の優雅な獣5
喜多みどり/カズキヨネ
角川ビーンズ文庫(2013.09)
amazon/honto

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