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ひみつの陰陽師 6 むっつ、無垢なる瞳は未来をうつす・7 ななつ、泣く子も黙る嵐の予兆!?・8 やっつ、やっとのことで大団円 / 藍川竜樹 

代々飛鳥戸家に課されている「託宣の赤子」の見極めを依頼された玲雅だが、その方法を受け継ぐ前に先代が急逝したため方法がわからず、過去の記録からその方法を突き止めようとする。「託宣の赤子」の見極め方法を探るうちに、都に張り巡らされた陰謀の「黒幕」としてある宮様が浮上してくる。

切ないところもありましたが、「たしかに文字通りの「大団円」でしたねー。

お家のために男装して陰陽師(見習い)を続ける真澄と、真澄の「師匠」玲雅のドタバタラブコメ、終盤はかなりシリアスモードで世界の危機!というところまできて、当初思っていたよりも壮大な話で驚きの連続でしたが……面白かったです。
まずは、玲雅の出自がですね、予想外のところからやってきて、な、なんだと!と感心してしまいました。あのあたり前後を読むと、確かにそれだと自然なんだけどなぁー。いやー、一気読みしちゃったからその辺りの感慨すっ飛ばして正解にたどり着いちゃって、もったいないことをしたかもしれない。しかし、真澄が正体バラすところとか、それに対する玲雅の対応とかは、一気読みをしたがゆえのニヤニヤ感を味わえましたし。総論としては最後の3冊は一気読みして良かったです。
神代の時代のしがらみを押し付けられて、絶望的な状況に陥りながらも、玲雅を信じて進む真澄が凛々しくて素敵で、玲雅も玲雅で真澄のために男気を見せるところはかっこよくて、そして二人を取り巻く仲間たちも頼りがい甲斐があってよいものでしたね。特に、右近様が。彼が有能な描写があんまりなかったのですが、面目躍如で一瞬かっこ良かった(笑)し、気遣いの人・貴輝様もかっこよかったですねぇ。あの方たちの顛末は思いもかけない所に着死しまして、辛い展開なのにどこか清々しくて、憎みきれないのがこれまたなんともいえず切なかったです。

最後の一冊は、雑誌掲載の小話の再録と書き下ろしの「その後」のお話で半分くらい。こういうのが知りたいんだよねぇ、というようなみんなの「その後」が描かれてて非常に良かったです。この物語の真のラスボスはお兄ちゃんでした、というところがこれまた、「ひみつの陰陽師」らしくて良いものでした!

ひみつの陰陽師 6 むっつ、無垢なる瞳は未来をうつす
藍川竜樹/みずのもと
集英社コバルト文庫(2013.02)
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ひみつの陰陽師 7 ななつ、泣く子も黙る嵐の予兆!?
藍川竜樹/みずのもと
集英社コバルト文庫(2013.03)
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ひみつの陰陽師 8 やっつ、やっとのことで大団円
藍川竜樹/みずのもと
集英社コバルト文庫(2013.04)
amazon/honto

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