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春の雨 手習どころ神田ごよみ / 岡篠名桜

祖父の跡を継ぎ、内神田の手習所の師匠を務める上谷家の長女・理与は、妹の皐と義母のお純とともに手習所を切り盛りしていた。上谷家は理与の父の死後、嫡男である弟幸太郎が出仕のかなう年齢に達することを待つ必要があったが、幸太郎はまだ成人しておらず、なかなかその日はきそうにない。そんなある日、手習所に通う男の子が行方不明になるという事件が起きる。幸太郎と同年代の少年がさらわれたため、幸太郎の身の安全にお純は過敏になってた、

幸太郎君がどこまで妨害するのか……気になります。

岡篠さんの初角川文庫での時代物。今回は江戸を舞台に、手習所を営む理与とその家族の物語でした。父の死から婚約が白紙がになり、弟が成人するまでなんとか凌ぐ必要のある上谷家と、手習所の周辺で起きる不穏な事件。義母の様子はおかしくなるし、謎のふらふら武士さんもひょいと現れるし、一見いい人しかし未練タラタラの元婚約者が理与の元を訪れ上谷家の人々をイラッとさせてややこしい事態に!(ならなかった)とわいわいしつつも、物語の方向性が途中までよく見えなくてどっちの方向に進むのかなぁというところでそっちか!とわかった時は面白かったです。

幸太郎くんがじつは腹黒さん(おねえちゃんは気付いていないというのがポイント)なのが楽しかったし、上谷家がどう盛り返していくのか気になるし、あの人達はまだ諦めてなさそうだしなのでぜひとも続きが読みたいです。

春の雨
岡篠名桜
角川文庫(2014.12)
amazon/honto/BOOKWALKER

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