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おこぼれ姫と円卓の騎士 臣下の役目 / 石田リンネ

レティに才能を見出され、前向きに生きようと決意した没落貴族のメルディは、5年前のレティの婚約者の死亡事件の真相を探ることになる。一方、ソルヴェールの春を告げるミモザ祭の準備に忙殺されるレティと彼女の騎士たちだが、その祭の主役の貴族の令嬢の元に脅迫状が届き、そして更にメルティが何者かに狙われ瀕死の重症を負ってしまう。

手堅いチームになってきてるなぁとわくわくしながら読んでました。

シリーズ11冊目。一人をのぞいて現時点の円卓の騎士全員分の出番がある濃い1冊でした。各自自分の得意分野で見事に力を発揮するところはさすがですねぇ。一番成長していたのはアストリッドかなぁ(笑)。危なっかしいところもありましたが、彼なりに前進してるなぁと感じました。そしてもう一人前進してるなぁと思ったのはシェラン君かも。レティを見習いしたたかな王族になっていって、ノーザルツ公相手にも引けをとらないところが楽しかった!そして我らがノーザルツ公は……相変わらずノーザルツ公でした(褒めてる)。「仕事を任せる」ことを覚えたレティに、「任せさせた」デュークのあのありとりは、さすが第一席の騎士だなぁと。もう今巻のレティとデュークのやりとりがことごとく「もっとやれー!」というコメントを挟まずにはいられない展開の連続で、非常に楽しかったです。レティがかわいい……。

5年前の事件に迫る部分では、もう少し引っ張るのかなと思えば今の巻ですべてがつながって、決着が着いてしまいました。このシリーズはわりとばっさりときつい展開に持って行くことが多いのですが、今回の真相は今までの中でも一番辛いお話だったかもしれません。メルディの決意と、主君としてのレティの決意とが格好よくてしびれました。

次は弟妹に「こんな忙しい時に帰って来なかっただと、覚えとけよ」と思われていると思われる第一王子のお話になりそうです。続きもすごく楽しみ。

おこぼれ姫と円卓の騎士 臣下の役目
石田リンネ/起屋一子
ビーズログ文庫(2015.05)
amazon/honto/BOOKWALKER

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