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春天繚乱 花鎮めの姫と七星の剣 / 九月文

大納言の姫・透子は更衣である叔母の女房として宮中に仕えているが、叔母が帝に寵愛されており、他の妃の女房から嫌がらせを受けるも勝ち気な性格からやられたらやり返す勢いで乗り切っていた。そんな彼女が苦手とするのは、透子への態度が冷たい今上帝の二の宮・朱雀院の宮。ある事件が起こり朱雀院の宮の調査に透子が手を貸すと言っても朱雀院の宮は渋るが……

宮様のちょっと年上の大人な対応がよいものかもしれない……

最近割と面白い少女小説平安物が多くてひとりでうはうはしてますが、これもそのうはうはラインナップに加えたいくらいに楽しんだシリーズ一冊目。美人で勝ち気な女房と、クールビューティーな宮様のツンツン平安恋絵巻(恋の鞘当てもあるよ)かと思えば、後半不思議要素がドーンと出てきて(前半にはその欠片もなかったのに)、ツンツンは終盤だいぶ和らいだそんなお話でした。

透子が武家で育ったせいか、平安モノのお姫様としてはかなり活発[1]で、いいのかなこれ……[2]と思いつつだったのですが[3]、宮様と共同作戦はじめたくらいからその辺り全然気にならなくなって、それどころか宮様の態度の裏が見えてきて更に倍率ドンで少女小説ってええな!と楽しんでおりました。

何やら蠢く黒い影、もございますので続きも楽しみだなぁ。透子をめぐる男の戦いも激化しそうで楽しみだなぁ。

春天繚乱 花鎮めの姫と七星の剣
九月文/雲屋ゆきお
ビーンズ文庫(2015/09)
amazon/honto/BOOKWALKER


  1. いやそれ以前に少女小説の平安モノのお姫様って活発すぎてありえないレベルかもしれないんですけど []
  2. あの時代に本当に全くもって詳しくないけど、ありかなしかちょっと気になるレベルだった。時代考証を!とかそういうの全く求めてないので、そしてファンタジーよりの話なので面白ければ別にいいんですけど。 []
  3. というわけで気なる人は絶対無理なタイプ。私は細かいところはいいんだよ面白ければ、の脳天気なタイプなので楽しめました []

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