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帝都あやしの恋巡り 伝令・上官を直ちに娶られよ / 群竹くれは

普通の人には見えないモノが見えてしまう新米の帝国軍人・米田准尉はある日突然、鳥山中将に呼び出され、草薙少佐とともに民間に潜伏し「特殊器物徴収作戦」を遂行するように命じられる。しかも潜伏中は草薙少佐と偽装夫婦になれという。上官命令に逆らえるはずもない米田は、草薙とともに新婚夫婦に偽装することになるが……。

私は好きだけど、これは人を選ぶなぁ((控えめに言って)ちょっと読みにくい)。

文明開化真っ盛りの日本を舞台に、付喪神の取り付いた「モノ」を集め、都の新たな守りの力にするという任務を与えられた新米准尉米田(任務にあたり少尉に昇格)と、米田の上官で偽装夫婦の相手でもある草薙(桜)少佐のラブコメ。男性主人公の話は珍しいなぁと思いながら読んでおりました。

力を持つがゆえに神に狙われる桜に、(今のところ)大した力を持たないものの、桜を守ろうとする好青年(ただし好青年というよりむしろ少年系のラッキーなんとか系の軽さはあるわなこの人……)の米田の微笑ましいやり取りが楽しかったです。そして桜につく付喪神の「小箱」に米田の付喪神「計」とそれぞれの付喪神も愛嬌と突っ込みどころがあって楽しかったです(特に小箱)。頑なな桜が米田の純真さというか、強さに感化されていき、二人で大きな力に立ち向かっていく姿はよいものでした。米田さんは結局は「駄犬!」なんですけどね(笑)。

ただ、なんでもだいたいおいしくいただき深く考えない私をもって「よ、読みにくい……」と何回か思わせた物語なので、その辺りは人を選ぶなぁと思いました。特に、桜さんがブレてたような気がしなくもなく……。面白かったんだけど、こう、なんというか全体的な「とっ散らかし感」と「(この子こんな子だっけ?という)あれれ?」は私も気になったので、次回以降の改善に期待かな?

帝都あやしの恋巡り 伝令・上官を直ちに娶られよ
群竹くれは/吉良悠
ビーズログ文庫(2015.10)
amazon/honto/BOOKWALKER

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