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帝国の王の魔術師 / 山咲黒

隠棲していた「帝国の王の魔術師」ヴィシックは、第一王位継承者のイーニアスとイーニアスの従者でヴィシックの弟フェリテシアが行方不明になったという知らせを受け、単身救出に向かう。救出先で再会したイーニアスは、別れた頃から変わらず腹黒いままで11歳になっていた。

思っていたよりも歳の差でびっくり。

特殊な力を持つ魔術師のヴィシックと、彼女に幼いころから求婚し続けて外堀をうめまくる腹黒11歳の王子様のお話。王子様の腹黒具合が「11歳……?」とたまにその年齢設定を忘れるくらいに腹黒く(年齢一桁で結婚するために痺れ薬使う人ですから)、いっそ清々しいなぁと思いました。
王位継承や、強大な魔術の力、そして過去の愛情などを背景になにか壮大な悪役でも居るのかと思えば1巻では「全部お前か!」というオチでそれはそれで(あんまり深く考えないで読んでいるため)面白かったです。イーニアスに振り回されるヴィシック、そしてフェリティシアがお気の毒様としか言えないんだけど、面白かった。特にフェリティシアはその常識人ぶりとイーニアスの取り扱い方から20歳超えてそうな風格すらありました(10代です)。

設定その他は結構好みなんですが、なんというかいろんな点で少々私の好みをかすりそうなのにかすらずあっちの方向に飛んでいってるというか、読みながら何度となく言葉に言い表せないもどかしさを感じましたので、後数冊続いて完結しているようなのですが、続きはまた機会がありましたら読んでみようと思います。一応1冊目だけでもお話は終わっていますので。

帝国の王の魔術師
山咲黒/中川わか
ビーズログ文庫(2011.12)
amazon/honto/BOOKWALKER

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