宝塚-宙組 / 「Shakespeare 〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜」「HOT EYES!!」

素人の観劇日記宝塚, 宙組

宙組さんの新春公演を観てきました。
お芝居はタイトルから想像してたものとだいぶ違いましたが(私は何を期待していたんだ)、面白かったです。

■Shakespeare 〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜
シェイクスピア没後400年の節目に企画された作品。シェイクスピアが妻アンと出会い、そして支援者ジョンに見出され、エリザベス女王に認められ、というお話でした。シェイクスピアとアンの出会いが、ロミオとジュリエットの物語につながっていくのがすごくよいなぁと思いました。
朝夏さんの青臭いシェイクスピアと、実咲さん演じる姉さん女房のアンの包容力もよいものでしたが、野心にあふれる真風さんのジョンとうららさまの奥様ベスがなんというか、よかった。野心をくすぶるうらら様の悪女っぽいところもよかったのですが、それ以上にあのクライマックスの!(笑)全体的にコメディじゃないけど笑えるところが多いお話でしたが、ここはとくにぐっときました。スポットライト浴びてたし(笑)。
あとはー、えーと、個人的にはそっちの素養はないと思っていたんですけど「これは!」と思ったのが、サウサンプトン伯とエセックス伯が!というシーンが有ったところですはい。そこはメインじゃなくてオペラグラスではシェイクスピアとジョンさんを追いかけてたんですが、ちょっと横を見ると!なんだこれ!そっちか、宝塚はそっちねらってるのか!ふじょしか!もちろんそういう関係を表すのじゃなくていろいろと野心をくすぐられてての暗喩のところなので額面そのままじゃないけど!と思いながら目が離せなかったです。危険。つらい。面白かった。

■HOT EYES!!
全場大階段出しっぱなしという珍しい部隊構成の、朝夏さんトップスター就任後の初めてのショーつき公演で楽しかったです。毎度おなじみ「!!」がつくショーなので、なんというか様式美というかワンパ(略)感はあるのですがそれでも面白といえば面白く。
こう、一番いいなぁと思ったのは、最後のデュエットダンスが3組編成で、いろんな組み合わせが見られたことかなぁ。もちろんトップスター二人でムーディーなデュエットダンスもいいですけど、こういう賑やかなデュエットダンスも楽しいなぁと思いました。あとは、いつもより娘役さんの出番が多い(気がした)のも楽しかったかなぁ。「EYES」メドレーで実咲さんが醸し出していたバリバリのアイドル感も素晴らしかった!娘役さんの底力を見た。
あとは、(お芝居もでしたが)専科からの美穂さんの存在感は流石なだなぁと思いました。終盤、そこはトップスターの位置では!と思ったりしたところいてもなんの違和感もなかったのでさすがでした。