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女装王子の深遠にして優雅なたくらみ / 一石月下

王位継承の揉め事を避けるために王女として育てられたルイーゼが、「ルイーゼ姫」の婚約者を決めるというその場で正体をバラそうと画策するが……

久しぶりにバタバタ喜劇を読んだ気がする。

L文庫の新人さんで「男性向けへの改稿」をしなかったために女性向きなL文庫で出たという一作。表紙は女装していませんが、完璧な王女様のルイーゼが実はすごい性格の悪い王子さまでした!というお話でした。「王女」として世の男ども(※実兄である王を含む)を手玉に取っているところは面白かったんですが、王女さまの仮面を脱ぎ捨てたルイーゼの性格の悪いこと、いっそあっぱれ。というかここまで騒がしい王族ってありですかと突っ込みたくてうずうずしてしまいました。この辺りのギャップが面白いといえば面白いのかもしれませんが。

こう、読む前まではもうちょっと優雅でふふんと爽やかに話が片付いていくのかと思えば、力技というかドタバタガッッタンバン!と物語が引っ掻き回されて終始騒がしい印象だったので、なんだか思ってたのとちょっと違うなーと思ってしまいました。ルイーゼの「相棒」に(無理やり)なったあの人とかの展開はかなり好みなんですけどね。

女装王子の深遠にして優雅なたくらみ
一石月下/双葉はづき
富士見L文庫(2015.1)
amazon/honto/BOOKWALKER

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