Home > 素人の観劇日記 > 宝塚-雪組 / るろうに剣心

宝塚-雪組 / るろうに剣心

雪組さんのるろうに剣心を観てきました。漫画のイメージそのままの登場人物の再現具合に、たからづかかげきの本気……とおののいてしまいました。楽しかった!

るろうに剣心ドンピシャの世代なので結構楽しみだった本作、どこらへんを持ってくるのかなぁと思っていたところにちょうど宝塚公開記念で原作4巻までを期間限定無料公開されていたのを読んでから行ったのですが、ちょうどそのあたり(武田観柳のアヘン騒動のやつ)を主軸に、望海さん演じるオリジナルキャラの加納を黒幕にもってきて、原作にはなかったパリ要素をナチュラルにぶち込むという宝塚仕様になっていてさすがでした。るろうに剣心とパリの融合は宝塚にしかできまい……。

幕末時代の切れ味鋭いところから流浪人になってからののらりくらりしつつの剣心まで、かっこよくまとめた早霧さんはさすがの一言。そして薫ちゃんの咲妃さんは凛々しく素直になれないところがイメージ通りで可愛かったです。かわいいといえば弥彦もかわいかったなぁ、多分娘役さんですが見せ場が多くて、これは役得。左之助の無頼ぶりも楽しく、斉藤さんのきざっぷりも良いものでした。悪即斬!は楽しかったな。たしかにあれはコーラスに参加したい系。
そんな中、色んな意味で一番「いろいろ持って行った」のは確実に武田観柳。ガトリングガンの歌は噂には聞いていましたが、思っていたのとちょっと違いましたが(ここまで笑えるところとは思ってなかった)一番「豪華」なシーンだと思いました。武田観柳のガトリングガンを愛でる様子がすごかった。物語の最後、そしてフィナーレでも引きずるガトリングガン。存在感がすごい。
そして今回、ビジュアルが公開されてその剣心の再現率に感心していてすっかりスルーしていましたが、四乃森蒼紫様が素晴らしすぎて成仏しそうになりました。わたし、雪組さんあんまり詳しくないんですけど、月城かなとさん、覚えた[1]。蒼紫様の何が素晴らしいって、マント!暗い二枚目!御庭番ソング!かっこいい!もう私蒼紫さま出てきたら蒼紫さまばっか見てたわ本当にこれはひどい[2]。私の心のなかの中二が蘇った瞬間だったように思います。ほんとうにあおしさまかっこよくてもうなんというか許して下さいとしかいえなかったしもうそこにいるだけでありがとうあおしさま。

オリジナルの加納さんは、当初の想定では薫をめぐって剣心と三角関係と聞いていたけどそうでもなくて、全体的におしいような気がしてしまいました。大人の事情でその辺りなくなったかもしれないんですけど、当初の想定通りの設定のほうがおいしい展開にもっていけるような気がするんですよねぇ。いやでもかっこ良かったし、歌には聴き応えがあったしで総じて満足ではありますが、どうせならもっと攻めてよかったのに!と思ってしまった次第です。

フィナーレはフィナーレで全体的に格好よくて、こちらもすごく満足です。いいなぁ、と思ったのは娘役さんが途中で髪型変わるやつ。今回はみんなお揃いのかんざしなんだー和物だしなーと思っていたらばさっと髪型変わって、めっちゃかっこよかったんですよあそこ!ああいうふうに一瞬で雰囲気変わるのすごく好きです。
そしてなによりデュエットダンス!デュエットダンスの二人の関係の設定考えてひとりで気持ち悪い笑いを噛み殺すのが常なのですが、今回は私が一等好きな類型の「ちょっと勝ち気な娘役さんとそれを余裕の体で迎えうつ男役さん」という!いちばん!素敵な!わくわくするシュチュエーション!終始二人がかっこよかって見惚れるほかなかったです。

るろうに剣心なら、という人とご一緒したため、久しぶりにかなり前方で見たため前方補正がかかっていることは間違いありませんが(普段めったに一階席で見ない)、すごく楽しい公演でした。たぶん、突っ込みどころはたくさんあるとは思いますが、見てた時に楽しかったから問題ありません。よい物観たなぁ。


  1. 嘘です蒼紫さまビジュアルじゃないと多分区別つきません今後頑張ります。 []
  2. ほめてます []

Home > 素人の観劇日記 > 宝塚-雪組 / るろうに剣心

Search
Feeds
Meta

Return to page top