黒衣の騎士と悪女の良縁 / 宮野美嘉

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行宮野美嘉

美少年愛好家で悪評まみれの令嬢シェリーは、縁談がないことを心配した従兄の国王の仲立ちで、王の腹心である軍人クロードと結婚することになる。美少年で有名なクロードの弟ルースを毎日拝める生活が送れると意気揚々と結婚したシェリーだが、クロードからはルースに近付くことを禁止されてしまう。

シェリーのこじらせ具合がいつもながらにお見事。

こじらせたヒロインと、真っ直ぐな旦那さん、そして微妙なお年ごろの弟くんの家族のお話。シェリーがこじらせてるのは最初からわかっていましたが、旦那さんもこれきっと変なところでこじれてるんだろうなぁと思っていたところが旦那さんは最後まで真っ直ぐで、ああ、このヒロインにはこの人しかいないな、というそんなお話。しかし、旦那さんは熊とか言われているわりにイラストが線の細い美形なので要脳内補正(笑)。 ((増田さんのイラストは好きです!))

あ、なんかこの先こういうふうに展開しそう、といい具合に伏線はられて回収されていって、ピッタリとはまっていったところが気持ちよかったです。男性陣は総じて真っ直ぐで、女性がひねくれていたところが楽しかったです。

黒衣の騎士と悪女の良縁
宮野美嘉/増田メグミ
小学館ルルル文庫(2016.01)
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