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宝塚-雪組 / ドン・ジュアン

雪組さんのドラマシティ公演「ドン・ジュアン」を観てまいりました。
東京の公演の時からすごいすごいという噂を聞いており、なんか凄そうだなぁと思っていたのですが、噂以上にすごい迫力の、圧巻の物語でした。望海さんがかっこよすぎて直視でき……ないことはなかったけど、すごかったです。

私が感想を書くと大概台無しになるのであれなんですが、自分への備忘録と割りきって忘れないうちに。

いつもながらに事前に情報をほとんど仕入れず、始まる前にHPの情報を仕入れるという最近のお決まりのコースでしたが、あれ、わたしのしっているドン・ジョヴァンニと違う(気がする)……でもかっこいい……1幕のドン・ジュアンはほんまどうしようもないいやーなやつだけど、それでもかっこいいってどいういこと……と震えながら見ていました。
真実の愛に目覚めた途端にブラック望海さんがホワイト望海さんになって、浜辺で追いかけっこしそうなくらいのラブラブっぷりにこれがあの(1幕の)居丈高な嫌味な人か!と目を疑う程の進化をとげ、初恋はこじれたら大変だなぁ……、でもこれ最後どうやって落ち着けるんだあの方法しかないんじゃないか、と妙な達観とともに見てしまいました。うん、そのとおりだった。たしかに真実の愛は何にもまさるんですけど、でもこれ、ドン・ジュアンの相手の娘さんも若干非があるよね、とその辺りのもやもや感はかかえておりました。婚約者さんは押し付けがましいところがあるので、そりゃ目覚めて当然だとは思うものの。基本的にドロドロ系よりも天下無敵のハッピーエンド系の方が好きだから、苦言を呈したくなるのかもしれないんだけど。

主役の望海さんの歌唱力は鉄板ですが、それ以外の出演者も総じてド迫力の歌声に、ひとりくらいもうちょっと頑張れ、と思うことが多い宝塚なのにこれ本当に宝塚なのか!とある種の驚きを持ってみておりました(雪組さんはあんまり詳しくないので、歌唱力部隊を作っていたかもしれないんですがそこら辺よくわかんない。専科のお二人は鉄板なのはわかる)。舞台もくるくるよく周り、それほど大掛かりでもないのにすごく存在感があるセットで、歌、セット、お話、登場人物と何から何まですごいなぁと感心することしきり、でした。

宝塚はたまにこういうズドンとくる公演を本公演以外にもってくるから、油断ができない。

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