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妄想王女と清廉の騎士 それはナシです、王女様 / 秋杜フユ

政略結婚でアレサンドリアに嫁いできたティファンヌ。釣り合う年齢の男性独身王族がアレサンドリアにいないということで、光の巫女の専属騎士レアンドロに嫁ぐことになったティファンヌだが、レアンドロからはティファンヌは光の巫女の次、二番目にしかなりえないということを早々に宣言される。故国で地味に目立たず暮らしていたティファンヌはこれ幸いと腹心の侍女を連れて趣味の覗き見(と妄想)に励み……

コメディと思ってたらシリアス展開で不意をつかれました。

読み切り対応可能なシリーズ3冊目。実はこの直前に次の4冊目読んでしまっていたので(何も考えずに片っ端から読んでいた結果)、あれ、この人誰だ?というものを4冊目で感じて順番間違えたことに気づいてしまいました。
それはさておき、これだけでも十分楽しいんですがシリーズ読んでいたらもっと楽しいよ、というお話で、今までの2冊もコメディ色強かったのですが今回は更に強めでした。なんせ王女様の趣味が妄想だからなぁ……。護衛をまいて覗き見して妄想する、というどこからどう考えてもコメディのオチしか想像できないのに、それがだんだんと滅ぼされた故国や過去の罪などという不穏な単語がでてきて、そしてまさかの特技:覗き見にこんな背景があったなんて!と、コメディと見せかけてシリアス展開にびっくりでした。面白かったです。

ラブコメのラブの部分は、巫女さま第一とか言っている騎士殿が早々にいつの間にかコテンときており、無意識に甘いのでなんというか非常にご馳走様でした。コバルト文庫のラブコメってよいですね……!

妄想王女と清廉の騎士 それはナシです、王女様
秋杜フユ/サカノ景子
集英社コバルト文庫(2016.04)
amazon/honto/BOOKWALKER

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