本の感想, 作者名 ま行森崎朝香

遠縁の名門伯爵家の老当主の再婚相手に選ばれたリリーは、辿り着いた嫁ぎ先で若い頃に悪魔に取り憑かれた外見年齢が止まっているという伯爵は、リリーが25歳まで仮初の妻として伯爵家に留まるのであれば、自由にしてかまわないという条件を告げる。

思ってたよりバトルな少女小説だった。

素人の観劇日記宝塚, 星組

星組さんのオペレッタ「こうもり」とショー「THE ENTERTAINER!」を観てまいりました。
歌唱力抜群かつコメディも多分全く問題のないの北翔さんと妃海さんでのオペレッタということで、楽しみにしておりましたが期待以上に楽しく愉快な公演で、とても良かったです。

本の感想, 作者名 ま行宮野美嘉

悪魔に呪われているせいで城を破壊するほどの怪力をもつユーリアは、父王の命で新興国の若き王ジオンに嫁ぐこととなる。呪われていることを隠したいユーリアは女性を信用していないジオンに馴れ合うつもりはないと接触を拒まれて一息つくが、ジオンはユーリアを王妃らしく教育するといいだし……

王様のずれ具合が秀逸ですねこれ……

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行秋杜フユ

聖域に引きこもっていた王弟ベネディクトは、甥との和解をきっかけに引きこもり状態を脱した。国王がベネディクトの結婚相手を捜す(身分不問)という宣言したため、ベネディクトを狙う城づとめの女性たちがベネディクトに秋波を送る中、訳ありのメイド(掃除担当)ディアナは、ベネディクトの周囲で起こる騒ぎの後始末に追われていた。

ヒロインの立ち位置が新鮮で面白かった。

本の感想, 作者名 は行文野あかね

帝の前で行われる御前舞台で帝を襲うという予告があり、春明と景彰はその劇団に潜入することになる。劇団員に剣を指南する景彰とその助手の春明という名目で二人は劇団に潜入し、内部調査を行い、春明は劇団の地下に怪しい部屋を見つける。

面白かったのに!(大人の事情で2巻で終わりました)

本の感想, 作者名 た行徒然花

貧乏貴族のヴィオラは、名門公爵家の当主サーシスのお飾りの妻として嫁ぐことになる。サーシスは愛人と過ごす別館に入り浸りでヴィオラの暮らす本館には寄り付かない。これ幸いとヴィオラは本館の使用人たちとともに屋敷の改造を行い、使用人らと楽しい日々を送っていた。そんな中、サーシスの両親が領地からやってくることになり、ヴィオラは久しぶりにサーシスとともに過ごすことになる。

ヒロインちゃんの適応能力の高さは面白かった。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行石田リンネ

リギュア国とウルク帝国の諍いの種となっていた宝石を持った使者を見つけ出したレティはウルク帝国の帝都に戻ろうとするが、ウルク帝国のカリム皇子はそれを阻止しようとする。カリムの使者を説得して帝都に向かったレティは、帝都に残っていた兄王子のフリートヘルムが原因不明の流行病に罹患したことを知り、カリムに流行病に対応の助力を申し出る。

ウルク編は芋にはじまって芋に終わった。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行宮野美嘉

美少年愛好家で悪評まみれの令嬢シェリーは、縁談がないことを心配した従兄の国王の仲立ちで、王の腹心である軍人クロードと結婚することになる。美少年で有名なクロードの弟ルースを毎日拝める生活が送れると意気揚々と結婚したシェリーだが、クロードからはルースに近付くことを禁止されてしまう。

シェリーのこじらせ具合がいつもながらにお見事。

お気に入り, 作者名 あ行小椋春歌

だれとも「連祷」できないエリルがはじめて連祷できたのは、同じく連祷できないもののその実力で連祷できないことを隠していたリト。リトはエリルへの恋心を隠そうともせず、以前のクールな態度とは別人のようにエリルにつきまとう。そんなリトのもとに故郷から兄が面会に訪れる。

リトくんの駄犬ぶりが閾値超えてる気がして楽しかったです。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行深山くのえ

皇女として生まれたものの何者かにさらわれ、宇治川に捨てられ市井で暮らしていたが純子だが、素性が判明し宮中に戻ったものの慣れぬ生活に鬱憤をためていた。そんな中、兵部卿宮と思いを通じあった純子は、兵部卿宮の助力を得て引き取られていた実母の殿舎である弘徽殿から麗景殿に移り心安らかな日々を過ごしていたが……

大団円でよかったよかった。