本の感想, 作者名 さ行さき

幼い頃に受けたひどい言葉にひどく傷ついたモアネットは、人目に外見が触れぬよう全身に鎧をまとい、年頃になっても郊外の別宅で一人で生活していた。そんなある日、モアネットが鎧をまとう原因となった元婚約者の王子とそのお付の護衛が現れる。ここ1年で急に不幸体質となった王子にモアネットが呪いをかけているのでは、という疑いを書けられたモアネットだが、そんなことをする理由もないモアネットはなりゆき上、呪いの原因を突き止めるために三人で旅に出ることになる。

全身鎧のヒロインとかもうそれだけで勝ちというような。

作者名 さ行さき

(自身にとっての)バットエンドを回避するため没落コースを目指していたのに王女様に懐かれ、隣国の大学に進学後も様々な令嬢に慕われ、そしてようやく従者のアディと結婚した大貴族の令嬢メアリ。念願の渡り鳥丼屋の開業のために一歩を踏み出そうとするが……

オールキャスト揃い踏みで楽しかったです。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行さき

男装して騎士「オディール」として大国ヴィクトルに婿入り予定の主君クルドアに仕えるオデット。オデットとクルドアの秘密を共有する相棒フィスターにも恵まれ充実した日々を過ごしていたオデットだが、同僚の騎士との売り言葉に買い言葉で、故郷の「オデット」を紹介しなければならなくなってしまう。さらにオデットとしてヴィクトルに滞在中、ヴィクトルの国宝が盗まれるという事件が発生してしまい……

今回も面白かった!フィスターの挙動不審ぶりが秀逸。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行さき

小国パルテアのクルドア王子に仕えるオデットは、ヴィルトルのセスラ王女に婿入りすることになったクルドアの騎士として、兄の「オーディール」としてヴィクトルに向かうことになる。セスラ王女の側仕えのフィスターに最初からある疑いの目を向けられたオデットだが……

男装モノで面白くないはずがない!と思ってたらやっぱり面白かったです。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行さき

乙女ゲームの悪役令嬢として転生したメアリは、前向きな没落を目指していたものの最後はヒロインの親友というポジションを得てしまった。ゲームとは違う展開になることを理解したメアリは、野望(店を出す)のために隣国の大学に単身留学することにする。するとそこはゲームの続編の世界だった。

アディよかったねぇぇぇ!という完結編でした。

本の感想, 作者名 さ行さき

大貴族の令嬢メアリは、自分が今いる世界が前世でプレイしていた乙女ゲームの世界で、自分はヒロイン・アリシアのライバル役の高飛車な令嬢ポジションであることを思い出す。ゲーム内ではどのルートでも没落するアルバート家の令嬢として、前向きに没落しようと従者のアディと共にあの手この手で悪役令嬢を演じようとするメアリだが、何故かアリシアの親友ポジションを確立してしまう。

没落目指すもののだんだんそこから外れていくのが楽しかった。