本の感想, 作者名 あ行彩本和希

不思議な翠色の瞳をもつレスティリアは、エレオカリス王国の図書館で彼女以外に解読できない大王の古文書を読み取り、幼なじみの捜書官であるバラノスの帰りを待つという生活をしていた。そんな平和な毎日を送っていたところ、隣国から攻めこまれバラノスらとともに都から逃げることとなったレスティリアは、その逃亡中に同盟国であるアキレギア共和国の将軍リクニスに助けられる。

三角関係のお話を久しぶりに読んだ感(おもしろかったー)。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行彩本和希

水の都ウェルベナの総督の娘として勤めを果たしていたアルディアだが、総督である父が急死、そして父が存命中国王に対する裏切り行為を働いていたとしてアルディア自身も使用人に身を落とすことになる。新しい総督の令嬢で友人のサルヴァの侍女をしながら、父の潔白の証拠を探すアルディアに、4年前に出会った青年クロムが彼女を助けると申し出てくるが……

ちょこっと陰謀もの+ちょこっと不思議な少女小説、大層好みでございました。

本の感想彩本和希

美形をネタに妄想することを趣味とする漫研部員の宮古は、その威圧感から「少佐」と恐れられる剣道部員の多聞と何故か仲良く、友達なのに多聞の怜悧な美貌をネタに妄想するという日々を過ごしていた。学年トップレベルの美女からの告白を多聞が断った事への不満から多聞とギクシャクする宮古は、「島まるごと学校」からの帰りの船の最終便を逃してしまい、学校で一夜を過ごすことを決意するが……

コバルト文庫の現代もの、楽しかったです。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行彩本和希

名家の姫ながら圧倒的な剣の使い手である葵は「外来種」と呼ばれる毒を撒き散らす植物の駆除を専門に行う桜花衆の頭領に任ぜられる。鬼副長と呼ばれる和狼にあきれられながらも頭領業に精を出す葵は、新種の「外来種」を生み出す謎の異人僧・幽玄と対峙することになる。

ラブでコメながらもシリアスなよい少女小説でした!