本の感想, 作者名 あ行犬村小六

空の果てを目指す空を飛ぶ「島」イスラ。そんな国家を超えるプロジェクトに参加することになった飛空科の学生カルエル。革命によって両親である皇王夫妻を殺され、全てを失ったカルエルはイスラの菅区長であり、かの革命の旗印であったニナ・ヴィエントに復讐することを誓う。しかし、イスラの旅はカルエルに思いもよらない出会いをもたらした。

憎悪が入り乱れる恋物語の序章

本の感想, 作者名 あ行犬村小六

レヴァーム皇国の傭兵飛空士に与えられた任務は皇太子妃候補のファナ・デル・モラルを連れ、単機で敵中の海上を翔破することであった。シャルルは満足な武器もない複座式水上偵察機にファナを乗せ、一万二千キロの空の旅に出る。