本の感想, 作者名 か行古戸マチコ

海女兼観光案内人の大食らいの少女ミリアは、幼馴染のライが作る料理が世界で一番好き。島民たちにも愛されて<迷子島>でのんびり暮らしていたミリアだったが、海の中で偶然見つけた「女神像」の呪いにかかり、ありとあらゆる男性にもてまくるという状況に直面してしまう。迷子島ではミリアを「妖精」として売りだし、島の活性化を図ろうとするが……

ライの料理がどれもこれも美味しそうで……(空腹時に読めません)。

本の感想, 作者名 か行古戸マチコ

10歳くらいの体から成長しなくなってしまった18歳のシエラは、活版印刷にのめり込む父のお陰で火の車の家計を支えるため古書修復業の内職に勤しんでいた。ある日、ハレムに召し上げられて数日で行方不明になった従妹の行方を探すため、やる気のないランプの精の力を借りてハレムに潜入するシエラだが、ハレムにはシエラには理解できない様々な慣行があり……

アラビアンで巫女ものかーと思ったら、巫女はヒーローだった。

本の感想, 作者名 か行古戸マチコ

奇跡の実によって三人の皇子の呪いを解いたカナンは、善都の結婚を目前に控えていたが、皇帝がカナンたちに「最後の賭け」を持ち出す。カナン、晃、そしパフュームの体に呪いの解けた皇子たちの母親が乗り移るかもしれないという異常事態に対し、五華園に五皇子たちの取った行動は…

「家族」の物語でした。

本の感想, 作者名 か行古戸マチコ

第三皇子・郷の姉ターチェが淵に帰ってきた。ターチェの帰郷と、善とのとあるすれ違いが重なり、ターチェの前で自分の恋人は繁だと言ってしまったカナン。そして当の繁はターチェに求婚されるものの頑として彼女の申し入れを受けない。なし崩し的に繁の屋敷に逗留することになったカナンは……

律がやっぱりかわいすぎる。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行古戸マチコ

淵国の第四王子・善の呪いを解き、彼と婚約したカナンだったが、善との結婚に不安を感じる日々を送る。そこでカナンはそれぞれの皇子を先生に「花嫁修業」をしてマリッジ・ブルーをはらそうとし、近頃カナンに対して複雑な感情をもてあます律はカナンに琴を教えることになる

律がかわいすぎてどうしようかと思った。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行古戸マチコ

西方の大学で植物を学ぶカナンは、「どんな植物でも成長させることができる」という特殊能力を見込まれ、東方の淵国に伝わる『奇蹟の実』を生育させるため、淵国の宮廷に招かれる。淵国では、不思議な呪いを受けた五人の皇子がおり、呪いを解くために『奇蹟の実』を必要としていた。

五人の皇子さまが個性的すぎて!(好きです)

本の感想, 作者名 か行古戸マチコ

亡くなった祖母が大切に祀っていた「家神」を下宿先に迎えることになってしまった澄香は、常人には見ることのできない「八百万の神様」が見えるようになってしまう。神々のかしましさに澄香は穏やかとは言い難い賑やかな日々を送ることになる。