本の感想, 作者名 か行栗原ちひろ

精霊王の巫女となったアイシャと、父王に代わり国を治めるカファスは結婚まであと一歩の所まで来ていた。ふたりとも忙しくなかなか時間がとれないでいた。ある宴でアイシャが助けた吟遊詩人イーサーの歌声を披露することになったが、その詩人はある目的を持ってアイシャに近づいており……。

あ ま い!

本の感想, 作者名 か行栗原ちひろ

世の中の悪と呪いが集まる街・百塔街。先日街を救った「英雄」になったものの、変わらず気ままに過ごしていたアレシュだが、街に突然謎の大きな穴が出現する。再度「六使徒」を結成し真相究明に乗り出すアレシュだが、この穴にはアレシュのメイドのハナに関わりのあるものらしく、彼女を迎えに来たという魔界の紳士が現れる。

クレメンテさんがいろいろ最強。

本の感想, 作者名 か行栗原ちひろ

士官学校を飛び級の上優秀な成績で卒業したアルだが、配属先は主席卒業者が配属されることが考えられないような「お飾り部隊」のエトワール近衛だった。怖ろしい美貌の持ち主のシャリオとその右腕のフラム、さらに妙にキラキラしい隊員の面々に、主業務はご婦人方の「おもてなし」。自分の存在意義を問い直したくなるアルだが、実はエトワール隊にはお気楽業務以外の裏の顔があった。

おもてなし業務の今後やいかに。

本の感想, 作者名 か行栗原ちひろ

一族を滅ぼされ、育ての親も敬愛する巫女姫カミリアも殺されたアイシャは、アイシャを「エサ」として彼女についてくる精霊の力を借り4年の間に剣士としての力をつけた。残した魔法の指輪の魔法を使って美姫「ナシーマ姫」に変身し、復讐を果たすために一族を滅ぼしたと思われる一族の王子マハールのもとに「嫁ぐ」ことに成功したアイシャだが、同時にマハールの副官カファスに戦士として仕えることになってしまう。

精霊のナーギさんがお茶目で好きです。

本の感想栗原ちひろ

世界中の呪いが集まるという百塔街で自身の美貌と父からの「遺産」を糧にのらりくらりと人生を謳歌しているアレシュ。ある日、百塔街を浄化せんとやってきた神の寵児である司教に対抗するために、三百年前に街を救ったという「深淵の使途」を再結成することにしたアレシュは、下僕、魔女、葬儀屋、メイドの少女をメンバーに活動を開始する。

まともな人はいないのか!と思いながら読んでしまいました。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行栗原ちひろ

海賊としてジュレマイヤに捕らわれた、処刑されることになったランセを救おうと、ロディアはレーン号の仲間たちと共に処刑当日に騒ぎを起こす。大混乱の中ランセと合流できたのはいいものの、その混乱の最中にランセにとりついている旧神ミラがランセの体を乗っ取ってしまう。ランセを、そして世界を救うためにロディアはなんとしても本国に戻ろうとするが……

これがあのレッド・アドミラルか!というくらいラブかったです(ごちそうさまでした)。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行栗原ちひろ

戦争に勝利し、軍人の出番がなくなり平和を謳歌するマディス王国だが水面下では各国の思惑が入り乱れ、新たな火種が勃発しようとしていた。そんな中、ロディアはあのランセが海賊になってしまう現場に遭遇し、ランセを止めるために元レーン号の面々を集め、初の女性艦長として新生レーン号でランセを追うが……

ロディア様がいちいち格好良すぎる。これは惚れざるを得ない。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行栗原ちひろ

2年前の< 数秘戦争>で英雄的な活躍をしたものの、敵前逃亡したウィルは、亡命先でのらりくらりと生きていたが祖国の姫君の逃亡を助けるというやっかいな仕事を請け負ってしまう。当の姫君・アンジェリンは自身が錬金術師であり、殺された従者を蘇らすために錬金術に必要な材料を求めて遺跡に行きたいらしく……

箱入り王女+元英雄+毒舌幽霊従者の見事なコンビネーション。面白かった!

本の感想, 作者名 か行栗原ちひろ

ロディア達が持ち帰った情報から、アスファルによる侵攻の対策を練る海軍の上層部は議論が紛糾していた。マディスの圧倒的不利な状況を挽回するために、レーン号は単独でアルモニアの代弁者・アスファルの皇子・ザーヒルを誘拐するという作戦を決行する。

ロディアのタラシっぷりは、壮大な伏線でありました。

本の感想, 作者名 か行栗原ちひろ

人や物にとりつく「影」を詠み、封じることを生業とする「巫」の天花は、胡蝶街一番の腕をもつ巫として活躍していた。その天花が祭の日に再会したのは、7年前に急に天花の前から姿を消した月長。天花は月長との再会を喜ぶ暇もなく、「影」にとりつかれているという大陸からやって来た高貴な人物の警護にあたることになる。

男性陣が総じて変(ほめてる)