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今から銀河英雄伝説を予習しようと思う宝塚ファンにお勧めする幾つかの方法

私、ついに宝塚歌劇宙組で銀河英雄伝説を上演するというお知らせを見て、盆暮れ正月が一気に来たような騒ぎを起こしていましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

件の発表から日数を経て、ちょっと落ち着いてきたので、先日ついった上でいくつかバラバラと垂れ流していた「ぬるい銀英伝好きが、観劇前の予習の仕方を聞かれたので適当にお答えするよ」をもうちょっとまともにまとめて書いてみようと思います。基本的にはついったに流していたことと大差ございませんが、何かのご参考になればと……。ムダに長くてまとまりきっていませんが、ひとまず。

◆基本情報
銀河英雄伝説は、第一巻の初版が1982年に発行された[1]、皆殺しの田中の異名を持つ作家・田中芳樹による壮大なスペースオペラ(本伝全10巻)です。一言で言いますと「最高の帝国主義と最悪の民主主義の果てなき戦い」といいますか、そんな感じのお話かと私は思っています。宝塚的に考えてみますと、あれだけ登場人物がいるのに主要な女性キャラが「おねえちゃん、それぞれの主人公につく有望な副官、有望な副官、憧れのマドンナ、ツンデレ、実力者の愛人」(とあとだれかの嫁さんとか侍女とか数人)という、娘役の出番が限られてしまいそうなところは非常に心配なところですが、帝国サイドは素晴らしい軍服で攻めてくることは確実と思われますので楽しみですね!

元は小説なので、手っ取り早く予習するのなら小説読んじゃえばいいんですが、小説を元に幾つかメディア展開していますのでお時間と財力とお好みに合わせてご選択ください。

そして、大事なことを忘れていたので追記しておきます。未完の帝王と名高い田中作品ですが、一応本編はきちんと完結してます。(2011/4/20追記)

◆原作の小説で予習する
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時間がなくて手っ取り早く予習をしたくて、延々と続く活字を読み続けられるのであれば小説がよいかと思います。

小説は本伝全10巻(完結済み)、外伝が5巻(全6巻予定らしいですが、6巻目がでることはまずないでしょう[2])。トクマ・ノベルズ版-徳間から出ている愛蔵版-徳間文庫版-徳間デュアル文庫版-創元SF文庫版といろいろ出ており、どれ読んでも一緒かなぁ、とは思いますが、創元SF文庫版が一番手に入りやすいかもです。また、外伝が全部出ていない媒体(?)もあるので、全部きれいに揃えたければ、デュアル文庫版(ただし、デュアル文庫版は道原さんの美しいイラストと引換に各巻前後巻にわかれているので冊数がドドンと倍!)か、創元SF文庫版がお勧めです。

そして、読むのなら頑張って2巻(野望篇)の終わりまで!いちおう2巻の終わりで区切り、というか一旦一息つけるところでもありますし[3]、2巻まで読んだら10巻まで読んでしまうこと請け合い。

SF?苦手。艦隊戦?わけわかんない、という私でも、最初はそこらへん右から左に流しても十分楽しめましたし、再読時はちゃんと読みましたので、SF・艦隊戦という言葉にびびって読めない、ということはないかと思います。

あと。初っ端の「同盟と帝国がいがみ合うまで」のところは、ここで挫けそうな位なら読みとばしちゃってください、なんとかなります……。

◆アニメ版で予習する
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原作をほぼ忠実にOVAにした本編全110話、外伝52話という超大作。ちょっとした違いはあるらしいんですが、本当に忠実なので「こんなの銀英伝じゃない!」っていう話はあんまり聞かないような……気がします。アニメなのに、1話ずっと会議とかしたりする忠実な再現ぶり……そして声優さんもとても豪華で、「銀河声優伝説」とかそんな二つ名もあったりなかったり。原作2巻までなら26話までです。

こちらはお時間と(レンタル等の)財力のある方におすすめしたい予習方法で、原作を読むのと併用されても良いかと思います。視覚的に見るとやっぱりわかりやすくていいですね。[4]

私、アニメ版も結構好きなんですが、帝国側の将校の死因に「戦艦の司令室の柱の下敷きになって死亡」とか「司令室の飾りが体に刺さって死亡」が1回や2回でないのが気になって仕方がありませんでした。同盟の船橋くらいシンプルな作りならこの人は死ななかったんじゃないだろうか的な……。

今、Blu-ray版が出ていることを初めて知りましたが、BOX1買えば26話までカバーできる……ごくり。

◆コミック版で予習する
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道原かつみさんの美麗なコミック版。私が読んだことがあるのは、徳間書店のキャラに連載されていた時のもので、その当時は外伝のいくつかと本編2巻までが漫画版となっていました。わかりやすいし閣下可愛いし赤毛さんかっこいいしで好きでした!ただし、漫画版はある人の性別が変わっていたりするオリジナル要素付きです。
今調べたところ、本編2巻以降も、版元レーベルを変えて話が進んでいるようです。

◆舞台版で予習する
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2011年に第一弾として帝国編、そのあと外伝のミッターマイヤー・ロイエンタール(以下面倒くさいので双璧)編、オーベルシュタイン(以下面倒くさいので犬)編が上演され、DVDになっています。そして2012年4月は本編第二弾の同盟編が上演中です。更に夏には同盟のエース・ポプランを主役とした撃墜王編があるとか。

帝国編は小説2巻までをコンパクトにまとめたなかなかよい舞台化だったと思いますが、これを予習の題材にするのは、あまりにも展開早いし、同盟側の事情はよくわからないしなのでもったいないかなぁ!と思います。でも、ビジュアルは完璧でした(お姉ちゃん役が白羽さん!)。そしてネタ化していた人もいます[5]。→当時の感想:[舞台]銀河英雄伝説 第一章 銀河帝国編
双璧編は外伝1巻をもとにしたお話で、これも良いものでしたがいきなり外伝からは……。そして犬編はそもそもオリジナルらしいです[6]

あ、同盟編の舞台版がDVDになったら、帝国編と合わせ技一本で完璧なんじゃ……!(河村隆一のヤンは想像以上にヤンっぽくて素晴らしかったです→感想

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そもそも、何処らへんを取り上げるかもまだよく分かっていませんし、帝国・同盟どちらにスポットを当てるかも不明なので予習もへったくれもないよ!とも思いますが、8月末までまだまだ時間がありますので、ひとまず本編2巻までを目標にされてはどうかなーと考えています。
後日、なにか思いついたら加筆したいです。

[2012.6.23:追記]
ついに宝塚の公式HPに特設サイトが出来ました。同盟側のヤンまでキラキラという想像以上に2次元です。楽しみすぎて鼻血が出そうです。


  1. え、30年前……だと…… []
  2. 信じていた時期が私にもありました []
  3. 私の中で銀英伝は全2巻で、のこり8巻は壮大なエピローグと位置づけられていた時もありました。 []
  4. やっと理解したこの陣形!(艦隊戦)とかよくありましたすいません……。 []
  5. 愛すべきビッテンフェルト []
  6. こちらは見ていないのでノーコメントで []

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